Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

展覧会

山下清画伯と花火 代表作「長岡の花火」に平和への祈りをこめて

愛媛県新居浜市のあかがねミュージアムで開催された 「山下清展 百年目の大回想」へ行って来ました。 東京をはじめ7県を巡回していたので、すでに観られた方も多いと思います。 山下清という一人の天才画家が命を吹き込んだ作品群・・・ 圧倒されるほどにま…

ハワイアンキルトで感じるハワイの風☆(愛媛県今治市 タオル美術館にて)

ハワイアンキルト・・・ハワイの自然、伝説、アロハスピリットを閉じこめ、 一針一針に自分の愛する人々への気持ちをこめて縫いあげる作品。 愛媛県今治市のタオル美術館で出会った キャシー中島さんのハワイアンキルト。 作品群が発するエネルギーとオーラ…

ボンボニエールに魅せられて☆

ボンボニエールって、知っていますか? ボンボン(砂糖菓子)を入れるための、小さなかわいい容器のことです。 もともとはヨーロッパで広く使われていたものですが 日本では皇室の引き出物として広まりました。 日本に渡り、独自の発展を遂げたボンボニエー…

人生に寄り添うことば・相田みつを (相田みつを美術館)

このポストカードは、私の実家のベッドの横、 朝、起きたらすぐに目に入る場所に貼ってあります。 大学生のときに買いました。 大学を卒業して社会に出るとき、 日本語教師を目指して頑張っているとき、 そして、結婚するとき。 転機を迎える朝、いろいろな…

渋谷のいま・・・変わりゆく街と、私の転機 (日記)

ついに出ました、夫の転勤辞令。 次は愛媛。 東京本社から四国本社へ・・・。 生まれてこのかた、ずっと都会暮らしの私。 利便性に富んだ街で楽ちんな暮らしばかりしてきた私にとっては 愛媛県への引っ越しは、一抹の不安が・・・ それでも、落ち込んでいる…

40歳という節目について考える。「年を重ねる」こと、そして40代の生き方とは・・・?

「なんでもっと早くしなかったんやろう? 20代の女の子たちはみんなかわいくて、いいなぁって思う」 お見合いについての友人の言葉です。 友人は私の同級生で40歳、コロナ禍で離婚して、婚活中。 同じお見合いサイトに登録している若い女の子たちの溌剌…

有隣荘の特別公開☆ 大原美術館創設者・大原孫三郎の想いが詰まった館

倉敷の有隣荘。 年に2回だけの内部公開に、行って来ました! 1、有隣荘の内部見学♪ 倉敷美観地区へ行ったことがある人なら誰でも、 この美しい建物を見たことがあるでしょう。 赤肉メロンのような(!?)オレンジの塀の向こうに見える 緑色の瓦屋根の大豪…

あのころの、私に会えた気がした 井上直久の絵画とわたし

浦和の伊勢丹を歩いていたら、ぱっと目に飛び込んできたのは 懐かしい絵。 イバラードの世界 井上直久版画展 用事もそこそこに、7階の美術画廊に足を早めていた。 まだ小学生のときのこと。 母が一冊の画集を買って帰って来た。 仕事の帰りに、ギャラリーの…

蜷川実花が写す「いま」の輝き 東京都庭園美術館「蜷川実花 瞬く光の庭」展

東京都庭園美術館で、現在、開催中の「蜷川実花 瞬く光の庭」展。 コロナ感染も広がる一方で不安もありましたが、 私が大好きな蜷川実花×庭園美術館!となると、行かないわけにはいきません。 一瞬一瞬の「生」のきらめきを蜷川実花さんならではの感性で 切…

栄光と孤独が生み出す絵画 「シアトル→パリ 田中保とその時代」展(埼玉県立近代美術館)を観て

田中 保(たなか・やすし)という画家を知っていますか? 私は、埼玉に引っ越して来てから、初めて知りました。 美しさの中に垣間見られる孤独と、寂し気な光に魅せられ 私は、その名前を忘れられませんでした。 私が初めて観た田中保の絵「サン・ベネゼ橋 …

"最後の印象派"が描く物語と光「シダネルとマルタン展」

SOMPO美術館の「シダネルとマルタン展」へ 行ってきました。 シダネルとマルタンは「最後の印象派」と言われる世代の中心的人物でしたが 没後は長らく忘れ去られた存在に。 近年、再評価され、今回、国内初の展覧会だそう。 ともに固い友情で結ばれ、互いに…

竹久夢二の恋が遺したものは 「大正ロマン×百段階段」@ ホテル雅叙園

ずっと行きたかった百段階段。 展覧会「大正ロマン×百段階段」へ行って来ました☆ 百段階段は、もう、圧倒的なまでの雅な世界。 そこで堪能する大正ロマンの展示は、女性の心を掴むものばかり。 でも、今回は、個人的にとても好きだった竹久夢二の展示に スポ…

アール・デコの館で往時の輝きを想う 東京都庭園美術館 建物公開展

東京都庭園美術館の「アールデコの貴重書展」へ行って来ました☆ 貴重書の展示も良かったのですが、 この度の目玉は、なんと言っても 贅を尽くし、こだわりぬかれたアールデコの館であり 旧朝香宮邸であった建築物を堪能できること!! 展覧会場として使用さ…

わくわくが止まらない!「上野リチ展」 笑顔になれる最強デザイン

最近、何にワクワクしましたか? 胸が高鳴る経験をしましたか? 最初から最後まで、ずっとワクワクしっぱなし、 胸がときめいて、ついつい笑顔になれる・・・ そんな魔法のような「上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー展」 へ行って来ました。 …

千住博美術館(軽井沢) 芸術とは、孤高な闘い

日本国内のみならず、世界中から注目を受ける画家、 千住博の美術館が軽井沢にあります。 いま、日本画で最も高い値がつけられている画家の一人だと聞き、 期待を胸に訪れました。 今回は、私が特に感動した三作品を取り上げてご紹介します。 軽井沢の千住博…

アーティゾン美術館 「印象派 画家たちの友情物語」展  画家たちの運命と情熱と。

初めて訪れたアーティゾン美術館(旧:ブリジストン美術館)。 今回は「M式『海の幸』森村泰昌」展、 「印象派 画家たちの友情物語」展、 「挿絵本にみる20世紀フランスとワイン」展 という三部構成の展覧会を開催中です。(2022年1月10日まで) …

「キューガーデン 英国王室が愛した花々」展 (東京都庭園美術館) ボタニカルアートに魅せられて♪ 

大好きな東京都庭園美術館☆ ずいぶん久しぶりの来館となってしまいました。 現在、開催中の美術展 「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」展 (2021年11月28日まで)。 旧朝香宮邸の優美な空間とともに イギリスの貴重な…

ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館)は、きらめく生を感じる感動の美術館(写真と感想)

初めてヤオコー美術館へ足を運んだのは、7月のこと。 川越氷川神社には何度も行っていたのに そのすぐ近くのヤオコー美術館を知らずに帰っていたとは・・・ 無知とは恐ろしいことです。 この美術館の存在を教えてくださった ブログ友さんに感謝です☆ 人間の…

ポーラ美術館コレクション展「甘美なるフランス」・・・あの名画に出会う瞬間☆

この度の豪雨災害で被害に遭われた方に 心よりお見舞い申し上げます。 毎年、この時期は自然災害が多いですね。 少しでも被害が少ないことをお祈り致します。 私は2週間前から発熱で初のPCR検査、 初の隔離生活(検査結果が出るまで自宅で念のため) と…

古民家カフェでコロナ退散祈願!カフェ「楽風」と「オオカミは大神」展

暑い毎日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか? 今回は ほんのひととき、日常を忘れさせてくれる涼やかなカフェ「楽風(らふ)」(さいたま市)と 2階のギャラリーで開催中の写真展「オオカミは大神」展(青柳健二展)について ご紹介いたします。 …

藤田喬平ガラス美術館(宮城県・松島)で夢の世界に戯れる☆

宮城県、松島にある藤田喬平ガラス美術館。 日本が誇るガラス芸術家;藤田喬平の世界を 堪能できる美しい美術館をご紹介します。 1、「夢を入れる箱」 画像:ウィキペディアより 藤田喬平作1990年 「この箱には夢を入れてください」 世界各国のインタビ…

東京の隠れた穴場スポット!「たばこと塩の博物館」は発見と驚きの宝庫♪

楽しい発見いっぱいの「たばこと塩の博物館」って、知ってる?? 東京・スカイツリーから徒歩8分。 驚きの発見と楽しい展示物で大人も子供も楽しめる穴場 「たばこと塩の博物館」をご紹介します! 現在、インドの先住民族のアートを展示する 「ミティラー美…

「コレクション 4つの水紋」展(埼玉県立近代美術館)☆画家たちが描く水の表情に圧倒される

桜の季節もあっという間に過ぎ 早くも新緑がきらめく季節になりました。 夕方になると、さっと冷たい風が吹いて、 あ、そうだ、まだ四月だったんだ、と気付かされたり・・・ そんな週末、ぶらりとアート散歩に出かけました。 埼玉県立美術館の企画展「4つの…

一年ぶりの東京♪ミティラー美術館コレクション展(たばこと塩の博物館・押上)でインドの先住民アートに触れる

1、ただいま、東京! 先日、ついに東京へ行きました☆ なんと、一年ぶり!! コロナ禍になってからというもの、 東京の人ごみや感染者数の多さが気になって、 足が遠のいてしまいました。 緊急事態宣言も解除され、 何より、私自身が自粛生活が我慢の限界!…

コロナ禍で「近くて遠い」東京。そして埼玉県立近代美術館との出会い☆

1、コロナ禍の中で気付けた私の街の魅力 すっかり秋らしくなりました。 「食欲の秋」、「芸術の秋」、「読書の秋」、「スポーツの秋」・・・ 皆さんはどんな秋をお過ごしですか? 2020年もあと3か月で終わりです。 今年ほど、東京が遠く感じられたこと…

ガラス芸術にこめられた想い・・・ルネ・ラリック展(東京都庭園美術館)感想と写真

ルネ・ラリック展(東京都庭園美術館で2020年4月7日まで) 白金台の東京都庭園美術館で 現在開催中のルネ・ラリック展。 (2020年4月7日まで) 注:新型コロナウィルスのため2020年3月31日まで全面休止になっています。 一日も早い終息と…

女性の憧れが詰まった展覧会☆「アフタヌーンティーのよそほひ 英国紅茶物語」展(神戸ファッション美術館)

神戸ファッション美術館の「アフタヌーンティーのよそほひ」展☆ 神戸ファッション美術館で開催中の 「アフタヌーンティーのよそほひ 英国紅茶物語展」。 美しいティーカップの数々や初期のリプトンの紅茶の缶、 ティーパーティーのドレスなど 女性なら誰もが…

さようなら2019年☆ベートーベンの”第九”とクリムトの「ベートーヴェン・フリーズ」

2019年も、いよいよあと数時間で終わりですね☆ 今年は、どのような一年でしたか? 悲しかったり、大変だったり、疲れてしまったりしたこともあったけれど 嬉しく楽しく幸せな時もあった365日。 そして、時代は平成から令和へ。 誰もが新しい時代に目…

横浜美術館「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展でパリの風を感じる☆(感想と写真)

横浜美術館の 「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展が とっても素晴らしかったので、 印象に残っている作品をご紹介します。 1、ルノワールの温かい美しさ www.museumshop-yokohama.jp やはりルノワールといえば、一番に思い描くのが 裸婦や少女…

ウィーンの空気が味わえる!「ウィーン・モダン展」の魅力☆ (感想と写真)

現在、大阪の国立国際美術館で開催中の 「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展。 ウィーンの空気や匂い、雰囲気を日本にいながらにして味わえる すばらしい美術展です。 ウィーンへ行ったことがある方は懐かしく、 行ったことがない方は異国…