Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

関東

横浜の魔女の店「グリーンサム」と、魔女に憧れた私の魔女修行(?)

「魔女」と聞いて、何を思い浮かべますか? 何百年も生きたシワシワの顔にイボだらけの曲がった鼻、黒い服? ホウキにまたがり空を飛び回る姿? それとも、あやしい鍋をかき回し、ハンサムな王子さまも一瞬でカエルに変えてしまう 薬を作っている姿でしょう…

東京の真ん中でウィーンを感じる!「カフェ・ウィーン」(東京・日本橋)でウィーンのカフェ文化を。

トーネットの曲木ハンガー、赤いビロード張りの椅子、 大理石のテーブル・・・・ オーストリアのウィーン。 この街のカフェは、昔から人々のくつろぎの場であるとともに 名だたる文化人が集い、傑作を生み出した場所。 そんな素敵なウィーンのカフェの空気を…

ボンボニエールに魅せられて☆

ボンボニエールって、知っていますか? ボンボン(砂糖菓子)を入れるための、小さなかわいい容器のことです。 もともとはヨーロッパで広く使われていたものですが 日本では皇室の引き出物として広まりました。 日本に渡り、独自の発展を遂げたボンボニエー…

人生に寄り添うことば・相田みつを (相田みつを美術館)

このポストカードは、私の実家のベッドの横、 朝、起きたらすぐに目に入る場所に貼ってあります。 大学生のときに買いました。 大学を卒業して社会に出るとき、 日本語教師を目指して頑張っているとき、 そして、結婚するとき。 転機を迎える朝、いろいろな…

渋谷のいま・・・変わりゆく街と、私の転機 (日記)

ついに出ました、夫の転勤辞令。 次は愛媛。 東京本社から四国本社へ・・・。 生まれてこのかた、ずっと都会暮らしの私。 利便性に富んだ街で楽ちんな暮らしばかりしてきた私にとっては 愛媛県への引っ越しは、一抹の不安が・・・ それでも、落ち込んでいる…

クジャクが見守る神社 久伊豆神社は隠れたパワースポット☆

しばらく風邪で寝込んでおりまして、 ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。 気付けばもう2月!あっというまに2023年も一か月が過ぎてしまいました。 どのようにお過ごしでしょうか? 今回は先月訪れた「久伊豆神社」をご紹介します。 この神社…

100円で堪能できる穴場スポット?皇族も宿泊した迎賓館「旧山崎家別邸」

昨年、川越をぶらぶらと歩いているときに たまたま通りかかった場所・・・ 「旧山崎家別邸」。 吸い寄せられるように中に入ってみると・・・ そこは、川越の老舗菓子屋「亀屋」の五代目 山崎嘉七の別邸でした。 建築物大好きの私は一気にテンションアップ! …

雅な世界にため息☆百段階段(ホテル雅叙園)の冬の見学会

久々に母が大阪から来てくれ、一緒に東京へお出かけすることに☆ 東京は魅力的な場所の宝庫・・・☆ 限られた日数で、どこへ行くか・・? 一緒に行きたい場所は山ほどあり、頭を悩ませましたが、 以前からずっと母と行きたかった百段階段へ行くことに。 現在、…

ヒアシンスハウス 詩人・立原道造の夢の家は、いまも(埼玉県・別所沼公園)

埼玉県の別所沼公園には詩人・立原道造が設計した ヒアシンスハウスがあります。 この別所沼を訪れ、ここに5坪ほどの家を建てて暮らすことを 夢見た立原道造。 その夢は叶うことなく24歳で結核により亡くなりました。 立原道造の没後66年の時を経て 20…

秋バラと紅葉の競演を楽しんで♪ 与野公園で今年も・・・☆(写真日記)

今年も与野公園の薔薇を見に行って来ました☆ 約150種類2000株以上の薔薇が咲き誇るバラ園です☆ まずは木々がいっぱいの道を抜けていきます。 色づきかけている葉の間から差し込む秋の光が優しくて☆ 落ち葉が朽ちていく匂い、森林の匂い、秋の匂い! …

空に近い屋上テラスで絶品サンドイッチを!小説「菓子屋横丁 月光荘」の舞台を訪ねて(川越)

川越を舞台にした、ほしおさなえさんの小説「菓子屋横丁 月光荘」。 最近、このシリーズの一巻目を読み、その魅力にハマってしまいました。 私は、「もし家の声が聞こえたら?」というブログ記事を書いたことがありますが、(家の記憶 - Miyukeyの気まぐれブ…

東京の洋館 山本有三記念館で都会の喧騒を忘れて

東京・三鷹の山本有三記念館へ行って来ました☆ 実は、私、山本有三の作品は一冊も読んでいないのです。。 が、この記念館のことを知って以来、 その美しい建築様式に憧れ、 私の「一度、訪れてみたい!リスト」に名を連ねていました。 予定していた日は、ま…

あのころの、私に会えた気がした 井上直久の絵画とわたし

浦和の伊勢丹を歩いていたら、ぱっと目に飛び込んできたのは 懐かしい絵。 イバラードの世界 井上直久版画展 用事もそこそこに、7階の美術画廊に足を早めていた。 まだ小学生のときのこと。 母が一冊の画集を買って帰って来た。 仕事の帰りに、ギャラリーの…

秋空に揺れる風鈴と、知られざる名言 @川越氷川神社の「縁結び風鈴」と「鈴木聞多命顕彰碑」

今年も行って来ました、川越氷川神社の「縁結び風鈴」。 約2000個の江戸風鈴が、風に揺れて可愛らしい音を奏でる光景は まさに圧巻☆ 川越の夏の風物詩となっています。 期間ギリギリになってしまったものの、今年も行くことができました。 注)この記事…

蜷川実花が写す「いま」の輝き 東京都庭園美術館「蜷川実花 瞬く光の庭」展

東京都庭園美術館で、現在、開催中の「蜷川実花 瞬く光の庭」展。 コロナ感染も広がる一方で不安もありましたが、 私が大好きな蜷川実花×庭園美術館!となると、行かないわけにはいきません。 一瞬一瞬の「生」のきらめきを蜷川実花さんならではの感性で 切…

栄光と孤独が生み出す絵画 「シアトル→パリ 田中保とその時代」展(埼玉県立近代美術館)を観て

田中 保(たなか・やすし)という画家を知っていますか? 私は、埼玉に引っ越して来てから、初めて知りました。 美しさの中に垣間見られる孤独と、寂し気な光に魅せられ 私は、その名前を忘れられませんでした。 私が初めて観た田中保の絵「サン・ベネゼ橋 …

私の人生の曲がり角は(近況報告)

戻り梅雨でじめじめとした天気が続いていますね。 前回の記事から、ずいぶん間が空いてしまいました。 その間、日本には衝撃的なニュースが駆け抜け、 悲しみと驚きに包まれたり またコロナ第七波が急拡大したりと、 様々な出来事がありました。 前回は人生…

"最後の印象派"が描く物語と光「シダネルとマルタン展」

SOMPO美術館の「シダネルとマルタン展」へ 行ってきました。 シダネルとマルタンは「最後の印象派」と言われる世代の中心的人物でしたが 没後は長らく忘れ去られた存在に。 近年、再評価され、今回、国内初の展覧会だそう。 ともに固い友情で結ばれ、互いに…

竹久夢二の恋が遺したものは 「大正ロマン×百段階段」@ ホテル雅叙園

ずっと行きたかった百段階段。 展覧会「大正ロマン×百段階段」へ行って来ました☆ 百段階段は、もう、圧倒的なまでの雅な世界。 そこで堪能する大正ロマンの展示は、女性の心を掴むものばかり。 でも、今回は、個人的にとても好きだった竹久夢二の展示に スポ…

アール・デコの館で往時の輝きを想う 東京都庭園美術館 建物公開展

東京都庭園美術館の「アールデコの貴重書展」へ行って来ました☆ 貴重書の展示も良かったのですが、 この度の目玉は、なんと言っても 贅を尽くし、こだわりぬかれたアールデコの館であり 旧朝香宮邸であった建築物を堪能できること!! 展覧会場として使用さ…

根津神社の「文京つつじまつり」で、情熱的なツツジに出会う

楽しみにしていた根津神社のつつじ祭り! 見ごろに合わせて訪れることができました。 今回は、写真を中心に、根津神社の歴史あるつつじ祭りを ご紹介したいと思います。 ☆開催情報☆ 名称:第51回 文京つつじまつり日程:2022年4月2日(土)~5月1日(日)時間:…

わくわくが止まらない!「上野リチ展」 笑顔になれる最強デザイン

最近、何にワクワクしましたか? 胸が高鳴る経験をしましたか? 最初から最後まで、ずっとワクワクしっぱなし、 胸がときめいて、ついつい笑顔になれる・・・ そんな魔法のような「上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー展」 へ行って来ました。 …

さようなら、三省堂書店・神保町本店 生まれ変わる本屋と新しい私  

桜の木にも、緑の葉が見られるようになりました。 季節はどんどん巡っていきます。 三省堂書店 神保町本店の存在は知っていました。 140万冊もの在庫を抱える超大型書店。 一度は足を運んでみたいと思っていたのですが オミクロン感染拡大で、なかなか出かけ…

美髪のご利益を求めて。王子神社と桜と百人一首のあの人。

週末は王子へ桜を見に行きました。 飛鳥山公園の桜は、早くも散り初め。 満開でも散り初めでも。桜は人々を笑顔にするのですね。 今回は、どーーうしても参拝したい神社がありました。 それは王子神社。 なんと、王子神社内の末社・関神社では、 日本でも珍…

由比ヶ浜海岸(鎌倉・長谷)と周辺のおすすめ店☆芸術的!「創作和菓子 手毬」とレトロかわいい「たい焼きなみへい」に癒されて。

街の至る所で桜の花が見られる季節になりました。 三回目のワクチン接種も無事終わり 蔓防も解除されたので 感染対策は万全にしながらも、ぼちぼち街へ繰り出せるかな!と ワクワクしています。 とはいえ、ステルスオミクロン増加や第七波といった 不穏なニ…

日本最大のモスク「東京ジャーミイ」と世界平和への祈り

東京のガイドブックで写真を見てから ずっと行きたいと思っていた東京ジャーミイ。 下北沢へ遊びに行った時、足を伸ばしてみることに。 今日は、日本最大級のモスク「東京ジャーミイ」の 写真を中心にご紹介したいと思います。 注)☆東京ジャーミイを訪れた…

千住博美術館(軽井沢) 芸術とは、孤高な闘い

日本国内のみならず、世界中から注目を受ける画家、 千住博の美術館が軽井沢にあります。 いま、日本画で最も高い値がつけられている画家の一人だと聞き、 期待を胸に訪れました。 今回は、私が特に感動した三作品を取り上げてご紹介します。 軽井沢の千住博…

夢見る山荘「睡鳩荘(軽井沢)」を訪れて☆ フランス文学者、朝吹登水子の夏の夢。

軽井沢で訪れた睡鳩荘(すいきゅうそう)。 白樺の木々と湖の向こうに佇むヴォーリーズ建築の洋館。 それを見ただけでも、絵の中に飛び込んだような錯覚を起こしますが そこで過ごした家族のストーリーは、 その外観にも増して美しい物語のよう。 今回は、2…

下北沢を散策☆ 吉本ばなな「下北沢について」を片手に (文学散歩)

私が下北沢に惹かれたきっかけは 一冊の本との出会いから始まります。 1、吉本ばなな「下北沢について」 裏表紙の内容紹介文を読んで、 下北沢のガイドブック的なエッセイを期待して買ったのですが 実際は、ずいぶん違った内容でした。 このエッセイに名前…

アーティゾン美術館 「印象派 画家たちの友情物語」展  画家たちの運命と情熱と。

初めて訪れたアーティゾン美術館(旧:ブリジストン美術館)。 今回は「M式『海の幸』森村泰昌」展、 「印象派 画家たちの友情物語」展、 「挿絵本にみる20世紀フランスとワイン」展 という三部構成の展覧会を開催中です。(2022年1月10日まで) …