Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ウィーンの空気が味わえる!「ウィーン・モダン展」の魅力☆ (感想と写真)

現在、大阪の国立国際美術館で開催中の 「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展。 ウィーンの空気や匂い、雰囲気を日本にいながらにして味わえる すばらしい美術展です。 ウィーンへ行ったことがある方は懐かしく、 行ったことがない方は異国…

函館が舞台!猫好きにおすすめの映画「世界から猫が消えたなら」

2016年公開の映画、「世界から猫が消えたなら」。 突然に病で倒れた主人公(佐藤 健)は、 自分の死期が一週間後に迫っていることを知る。 悪魔から 世界から何かひとつ物を消すたびに1日寿命が延びる という提案をされた主人公は、 生きるために、ひと…

パリが舞台!ヘミングウェイの絶筆「移動祝祭日」を読む

作中に登場する名所やカフェは現存するものが、ほとんど。読むだけでパリへ行った気分になる。 フランスの首都、パリ。花の都。 その美しい街で1921年から1926年、 アメリカ人作家、ヘミングウェイが モンパルナスの小さなアパルトマンを借り、 文章…

映画「パロアルト・ストーリー」感想 少年少女の心の闇を美しく描き出す

フランシス・フォード・コッポラの孫であり ソフィア・コッポラの姪である ジア・コッポラ監督のデビュー作。 心の琴線に触れる美しさで、思春期の若者たちの心の闇を描き出した一作。 「マリー・アントワネット」、「ロスト・イン・トランスレーション」な…

京都の変貌!!この20年で京都が失ったもの、変わらないもの。

近年の京都の変貌には驚かされる。 私がよく記憶しているのは、 1998年~2001年ごろ(つまり20年前頃)の京都の街の様子だ。 青春時代を、この美しい街が彩ってくれた。 たとえば四条通り。 日本の伝統工芸品の店が建ち並び、鴨川には柳の木がさや…

映画「ピュア 純潔」のストーリーと感想: スウェーデン映画が描く「絶望」が胸に突き刺さる。

「リリーのすべて」でアカデミー賞助演女優賞を獲ったアリシア・ヴィキャンデル主演のスウェーデン映画。 荒廃した貧しく教養のない家庭で生まれ育ったカタリナ(アリシア・ヴィキャンデル)は、 ある日、Youtubeでモーツァルトの音楽に出会い、 クラ…

「マレーナ」のストーリーと感想: 女性は、美しければ幸せになれるのか

人は女性の幸せの大きな要素として「美しさ」をあげる。 でも、美人なら幸せになれるのか。 映画「マレーナ」のストーリーと感想とともに考えていくことにする。 映画「マレーナ」のストーリー マレーナを演じる「イタリアの宝石」モニカ・ベルッチの美しさ …

おのぼりさんが東京で考えたこと

関東へ引っ越して、もうじき一年になる。 私が生まれ育ったのは、大阪のど真ん中で、とても便利な街中だった。 よって、「田舎者意識」など、私にはない。 当然、何度か東京へ旅行に来たことはあったが、 それでも大阪は東京に負けないくらいの大都会だし、…

ソフィア・コッポラの映画「マリー・アントワネット」の感想:ひとりの女性の心のひだを映し出す映画

フランス ソフィアコッポラの「マリー・アントワネット」。 史実を求める人に、この映画はおすすめできない。 といっても、そんな人は、冒頭から鳴り響くロックミュージックに面食らうだろう。 「マリー・アントワネット」にロックミュージック? 似合わない…