愛媛県 新居浜市に移り住んで、1年半が経ちました。 都会から田舎に移って、びっくりすることはいっぱいありましたが 今は、良いことも悪いこともひっくるめて、 この町が好きです。 新居浜市に引っ越したころのカルチャーショックについては、 こちらの記事…
最近、ようやく秋の訪れが感じられるようになりました。 今月発表された、日本被団協のノーベル平和賞受賞。 広島での被爆経験を持つ祖母から、原爆の話を聞いて育った私にとっても、 嬉しいものでした。 いまも、まだなお戦火の中で苦しむ人々が多くいるこ…
ギルディング和紙って、知っていますか? 愛媛県 五十崎(いかざき)で作られた金色に光り輝く和紙。 その美しさに惹かれ、体験に行ってきました。 超不器用な私が作ったギルディング和紙も、最後に載せます。 ぜひ最後までお付き合いお願いいたします^^ …
今年は異例の猛暑続きの九月になりました。 いかがお過ごしでしょうか? 今回ご紹介するのは、先月訪れた 高知県の「北川村『モネの庭』マルモッタン」です。 モネが43歳から移り住んだフランス・ジヴェルニーの庭を再現した場所。 そこは、夢の中の世界の…
猛暑が続くお盆の連休に高知県を旅行しました。 お目当てのひとつは、なんといっても高知県立牧野植物園!! 「植物学の父」と呼ばれ、日本の植物学の推進に大きく貢献した 植物学者・牧野富太郎の植物園です。 朝ドラの「らんまん」の主人公のモデルといっ…
1、本屋は「未知の世界」を売っている場所 いつの頃からか、本屋さんが大好きです。 本屋さんを見かけると、それが小さいものであれ大きいものであれ 吸い寄せられるように入ってしまいます。 本棚に、ずらーーーっとお行儀よく並んでいる本を見ると 無条件…
一度、行ってみたかった愛媛県 内子町。 ドライブがてら、ぶらっと訪れました。 初めての場所は、いつもワクワクします。 どんな出会いが待っているのでしょう? 1、時の流れ方が違う・・・ 重要伝統的建造物群保存地区の風情ある景観 重要伝統的建造物群保…
早いもので、あっという間に今年も半分が過ぎ、 明日から7月です。 2024年の上半期は、いかがでしたか? 下半期は、どんな半年にしたいですか? 新年に定めた今年の目標の進捗状況はいかがでしょうか? 下半期に向けて新たな気持ちで歩み出す「今」、 …
美しくエレガントなデザインで、時代を問わず大人気の ウィリアム・モリス。 ウィリアム・モリスのデザインは、幼い頃から知っていました。 でも、高級感溢れるデザインに、なんとなく直感で 気軽には手を出せないもののような気がしていました。 だから・・…
風邪をひいたとき、コロナにかかったとき、なんとなくしんどいとき・・・ 何を読みますか? 何も読まない!という人は大正解☆ 本当は何も読まず安静に寝ているのが一番いいのです。 でも、私はそれができない。 少しでも気分が良くなったら、なんとなく何か…
忘れられない桜があります。 それは、私が関東に移り住んで初めて行った靖国神社の桜。 もう5年も前のことです。 靖国神社の桜は約500本あるそうです。 東京管区気象台が指定した標本木もあります。 しかし、私が最も心に残っているのは献木札が幹にかけられ…
突然ですが、桜の花が好きですか? 私は長い間、それほど好きではありませんでした。 私が一番好きな薔薇の花に比べると どこか華やかさや豪華さに欠ける気がして 物足りないような気になったものです。 加えて、春は花粉症、 肌寒かったり暖かかったりで服…
あっという間に3月もあと一週間で終わりです。 今年の桜の開花は平年より早くなるそう。 どこにお花見に行かれますか? 私にとっては、愛媛県で過ごす初めての春。 どんな春の景色に出会えるのか?いまからわくわくしています。 実はいま、実家でブログを書…
モンゴメリの「赤毛のアン」の続編、「アンの青春」には 毎日を前向きに過ごしたくなる名言や、美しい言葉が ぎっしりと詰め込まれています。 今回は、特に心に響いた言葉をご紹介したいと思います。 アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―(新潮文庫) 作者:モ…
最近、モンゴメリの「アンの青春」を読んでいます。 11~16歳のアンを描いた「赤毛のアン」の続編である「アンの青春」では、 16~18歳のアンの日々が綴られます。 うっとりするくらい美しくて、おもしろくて、大好きな一冊になりました。 慌ただし…
「魔女」と聞いて、何を思い浮かべますか? 何百年も生きたシワシワの顔にイボだらけの曲がった鼻、黒い服? ホウキにまたがり空を飛び回る姿? それとも、あやしい鍋をかき回し、ハンサムな王子さまも一瞬でカエルに変えてしまう 薬を作っている姿でしょう…
愛媛県新居浜市のあかがねミュージアムで開催された 「山下清展 百年目の大回想」へ行って来ました。 東京をはじめ7県を巡回していたので、すでに観られた方も多いと思います。 山下清という一人の天才画家が命を吹き込んだ作品群・・・ 圧倒されるほどにま…
2024年になって、早くも10日が経ちました。 今年は思いもよらない一年の始まりとなってしまいました。 能登半島地震で被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。 大阪も、かなり長く揺れました。 小さな地震ですら怖いのに、被災地の方々は…
2023年も残すところあと3日。 どんな一年をお過ごしでしたか? そして、来年の目標は?? 私にとっては、もりだくさんだった2023年。 慌ただしく過ぎていった日々を思い返すと そこには「充実」という言葉を使ってもいい濃い時間が流れていたと思い…
研ぎ澄まされた文体で登場人物の心を描き出す カポーティの短編集「ティファニーで朝食を」を再読しています。 前回は、表題作「ティファニーで朝食を」の感想や 映画と小説について書きました。 miyukey.hatenablog.com 今回は表題作を除いた3篇の短編につ…
もう20年以上も前、高校生だった頃に感動した カポーティの「ティファニーで朝食を」。 ふと目に留まったティファニーブルーの ブックカバーがきっかけで、再読することにしました。 ティファニーで朝食を(新潮文庫) 作者:トルーマン・カポーティ 新潮社…
京都の「六角堂 頂法寺」は、私が大好きなお寺。 六角堂にあるものといえば、おへそ。 そして、恋の実る柳とたくさんのお地蔵さま、 ハト、私が大好きなあの鳥も・・・☆ 見どころいっぱいのパワースポットでありながら、 歴史的にも非常に重要な場所である六…
シーズンオフの海での過ごし方は、人それぞれ。 あなたはどう過ごしますか? 海辺を散歩したり、釣りをしたり、海の写真を撮ったり? 波の音を聞きながらノンビリ読書もいいですね! でも、私はやっぱり・・・ビーチコーミング! ビーチコーミングって、知っ…
10月になって、秋が急ぎ足でやって来ましたね。 暑さと肌寒さのジグザグ天気が続く風変りな秋ですが どんな秋を楽しんでいらっしゃいますか? 今年は残暑が厳しかったことから、紅葉は例年より遅れているそうです。 でも、そのぶん、色づきが鮮やかで、更…
フェリーから車を走らせると、飛び込んでくるのは オリーブ、オリーブ、オリーブの木! そう、ここ小豆島は、日本で最初にオリーブの木の栽培に成功した 「オリーブ発祥の地」。 それにしても、オリーブ農園ならともかく 民家のお庭や街路にまでオリーブの葉…
「咳をしても一人」 「入れものが無い 両手で受ける」 山頭火と並び称される自由律俳句の代表俳人、尾崎放哉の句です。 その人生は、類まれで壮絶なものでした。 小豆島の海。尾崎放哉はこの海をどんな気持ちで眺めたのだろうか。 エリート街道まっしぐら、…
松山のメインストリート、大街道商店街から徒歩約5分。 街中の喧騒を忘れさせる美しい佇まいは 海外へ来たのかと思わせるほど・・・ そんな素晴らしい松山の洋館、萬翠荘をご紹介します。 萬翠荘と同じ敷地内には漱石珈琲館があります。 こちらの記事をご覧…
この映画についてブログを書かれている方はたくさんいるし レビューも感想も既にネットに溢れています。 だから、わざわざ私が駄文を連ねて書くことなんて何にもないのですが、 やっぱり書かずにはいられない。 それだけ心に刺さる映画でした。 ネタバレのな…
7月28日は、新居浜納涼花火大会でした。 新しい町で迎える初めての夏。 そして、ひさしぶりの花火大会。 昔から人ごみが嫌いな私は、花火大会に出向くことはないので 打ち上げ花火を見るのは本当に久しぶり。 なんと、自宅のベランダから見えるかも・・・…
「小生宿所は眺望絶佳の別天地」 夏目漱石が、親友・正岡子規への手紙にそう記した場所。 それが、漱石が松山に移り住んで最初の下宿先となった「愛松亭」。 いまは、「漱石珈琲店」として、当時の面影を残し レトロで落ち着いたカフェとなっています。 松山…