Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

さようなら2019年☆ベートーベンの”第九”とクリムトの「ベートーヴェン・フリーズ」

2019年も、いよいよあと数時間で終わりですね☆

 

今年は、どのような一年でしたか?

 

悲しかったり、大変だったり、疲れてしまったりしたこともあったけれど

嬉しく楽しく幸せな時もあった365日。

そして、時代は平成から令和へ。

誰もが新しい時代に目を向け、

足を止めて過去を振り返り、

未来に思いをはせる瞬間があったのではないでしょうか。

これまでの反省を活かし、悲しい出来事をバネに乗り越え

楽しく幸せな思い出を糧に

まためぐってくる年を、ますます輝くものにしていけたらと思います。

 

年末といえばベートーベンの「第九」交響曲第九番)。

 

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そのベートーベンの名曲からインスピレーションを受けて

クリムトが描いた「ベートーヴェン・フリーズ」は、

今年、私が最も感動した作品のひとつです。

 

mikiki.tokyo.jp

↓こちらの動画も、ぜひご覧ください

ベートーヴェン・フリーズを体感しよう!|【公式】クリムト展 ウィーンと日本1900

 

2019年6月、東京都美術館

クリムト展 ウィーンと日本1900」で

ベートーヴェン・フリーズ」(複製)を観たときの感動は

忘れられません。

展示室の3つの壁面を使って展示された34mもの大作。

圧倒的な迫力と、息をのむほどの美しさに、

時間を忘れて立ち尽くしてしまいました。

日本の浮世絵や日本画からひらめきを得て

自らの作品に金箔を使い始めたクリムト

「ベートーヴェン・フリーズ」も

金箔や貝、石などの様々な飾りがはめ込まれていて、

光り輝いています。

キノコのような丸い茶色の頭の女の人が

ずっと連なって空を飛んでいたり、

金にうねる服を着て並んでいる姿は、

美しいだけではなく、可愛さも感じます。

美術館に人が多すぎて、解説を読んでいなかった私は、

最初、全く複製だということに気づきませんでした!

この絵は、ウィーンの分離派会館にある本物に忠実に

オーストリア政府が細部まで精巧に再現した複製で

ウィーンのベルヴェデーレ宮殿に所蔵されているものです。

 

いつか本物を観たい!

本気でそう思いました。

芸術作品で「美」を感じるものは多いですが

ここまで「大迫力」で「愛らしさ」「かわいらしさ」も

感じられる作品は、珍しいのではないでしょうか。

しかも、複製。

ウィーンの分離派会館で本物に出会えたなら、

どれだけの感動があるのか・・・!

展覧会場に流れるベートーベンの第九の調べを聴きながら

胸に迫るものを感じたひとときでした。

 

思えば、この美術展を訪れた頃は、

まだブログを始めていなくて、

ただ日記に感想を記して、引出しに突っ込んでいたのですが

今、こうして感動をシェアできる手段があることは、

とても素晴らしいことだと思います。

 

今年、このブログを読んでくださった皆さまに、

そして今日、このページを開いてくださった方々に

感謝いたします^^

ありがとうございます☆

 

マイペースではありますが、

心に感じたままを記すブログを来年も続けていきたいと思っております。

来年も感動の多い一年にしたいと思います。

美しいものを美しいと思える心と

出会いを大切に、毎日を過ごしていけたら嬉しいです。

 

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください♪(^^)

  

 

 

 

 

クリムト作品集

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