神戸ファッション美術館で開催中の
ティーパーティーのドレスなど
女性なら誰もが胸をときめかせるような素敵な展覧会をご紹介します♪
1800年代のイギリスの貴族たちの間で
夕食を夜遅く食べる習慣が広まったことから、
昼食から夕食までの、空腹で鬱々とした気持ちを晴らすために
午後5時から菓子や紅茶、軽食を食すようになったのが
当時の紳士淑女は、
水の色を楽しみ、
茶葉を入れて、深まっていく茶の色の変化や
香りを味わい
最後に茶の味を堪能したのです。
未来を占う「紅茶占い」も大人気でした。
人々の優雅な時間の過ごし方が伝わってきて
素敵です。
とても印象に残っているのは、
紅茶を保存するための箱です。
当時は宝石箱のようなカギ付きの立派な箱に
茶葉を入れていました。
その頃、紅茶の茶葉がいかに
貴重で高価なものだったかを物語っています。
展覧会は撮影禁止のため画像を載せられないのが残念ですが、
こんな感じの木製のティーキャディボックスが展示されていました☆↓↓
こちらのページには更に詳しく書かれています。ぜひご覧ください。↓↓
リージェンシースタイル ローズウッド ティーキャディ|アンティーク家具・照明の専門店|デニム アンティーク ファニチャー
ティーパーティーで南の島の貝殻を用いた演出が人気があったことから
ティーキャディスプーン(紅茶専用の計量スプーン)には、
貝殻の形のものが多いということを知り、びっくりしました。
現在、お店に売っているティーキャディスプーンも、
なぜか貝の形のものが多いと思いませんか?
当時、流行したものが、今にも受け継がれている・・・!
脈々と続く歴史というものを感じます。
1830年ごろのティーキャディスプーン。スコップ型のものもかわいい。↓↓
こちらは、現代のティーキャディスプーン。
18世紀のものと、ほとんど変わりありません。↓↓
楽しむ際、身に付けていたドレスも展示されています。
かわいくて、綺麗で、胸がときめきます☆
まるで「ダウントン・アビー」の世界のよう!!
私も、この頃の上流階級に生まれたかった!と思いました^^
ティーパーティーを楽しむ女性たちのささやき声が
聞こえてきそう☆
「ダウントン・アビー」は1912年ごろのイギリスを描いたドラマ。
気になる方は、こちらから。↓↓
紅茶の歴史は、
その当時の人々の生活スタイルや流行、ファッションと
密接に結びついています。
その昔、このティーセットは、
どんな人々がどんな想いで使っていたのか・・・
そんなことに想いをはせるのも楽しいものです。
そこには、かけひきや恋愛感情、様々な思惑が交差していたでしょう。
紅茶を飲みながら人々は、私たちと同じように
恋をし、悩み、笑い、悲しみ、楽しんでいたのです。
「人間」を感じられるところが、
私はとても面白いと思いました。
当時の高貴な人々の時が、
今、この場所に流れているような気がする展覧会、
2020年1月19日まで。
現実から離れて、ちょっと優雅な気持ちに浸りたい方、
紅茶が好きな方、
イギリスの歴史やファッションに興味がある方にお勧めです。
きっと、イギリスの上流階級のティーパーティーの世界に
タイムトリップできるはず。
最後に、展覧会とは関係ないのですが、
私が新年に母からプレゼントしてもらった
カップの写真です☆
22カラットのゴールドがきらめく
イギリス製のこのカップを使って、
今年もたくさん笑顔の時を過ごしたいと思います☆^^
おいしい紅茶のお供にケーキはいかがですが?↓↓
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました☆^^