Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

2019-01-01から1年間の記事一覧

さようなら2019年☆ベートーベンの”第九”とクリムトの「ベートーヴェン・フリーズ」

2019年も、いよいよあと数時間で終わりですね☆ 今年は、どのような一年でしたか? 悲しかったり、大変だったり、疲れてしまったりしたこともあったけれど 嬉しく楽しく幸せな時もあった365日。 そして、時代は平成から令和へ。 誰もが新しい時代に目…

メリークリスマス!! ロセッティの「クリスマス・キャロル」と思い出たち

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 「クリスマス・キャロル」 1867年 メリークリスマス!!(^^) いよいよクリスマスですね☆ クリスマスソングが街に鳴り響き、 きらきら輝くイルミネーションやクリスマスの飾りが いたるところで見られるこの美しい…

今村夏子「こちらあみ子」。衝撃の一冊(感想)

「むらさきのスカートの女」で芥川賞を受賞した 今村夏子さんのデビュー作「こちらあみ子」の感想です。 衝撃だった。こんな小説が、あるなんて。 東京駅から新大阪行きの新幹線の中で文庫本を開いたはずなのに 私は小学校にいた。 前歯が三本抜けたあみ子を…

横浜美術館「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展でパリの風を感じる☆(感想と写真)

横浜美術館の 「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」展が とっても素晴らしかったので、 印象に残っている作品をご紹介します。 1、ルノワールの温かい美しさ www.museumshop-yokohama.jp やはりルノワールといえば、一番に思い描くのが 裸婦や少女…

五感を全開にして感じたい江國香織の短編集「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」を読む

ゆっくりと静かに身体中を満たしてくれるドロップスの缶のような短編集、「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」。 江國香織さんの本を買うということは、 「本を買う」というより「空気を買う」と言ったほうが良い気がする。 文字が書いてある紙の束を買…

銀座の秘密の花園☆ ローズガーデンで癒されよう!

ビルが林立する大都会の、ど真ん中で、ひっそりと咲き誇るバラの花々。都会の空気に疲れたら、秋バラを見ながら、ほっと一息つきませんか?(2019年11月3日・撮影) 今年ももう11月ですね! 秋バラは、もうご覧になりましたか?(^^) 今日、私が…

埼玉は、ほんとうに「ダサいたま」なのか?! さいたま市の長所と短所

映画「翔んでさいたま」の大ヒットにともない、 埼玉県は注目され、「ダサいたま」としての知名度をあげた。 流行の発信地である洗練された東京、 おしゃれな港町横浜がある神奈川、 ディズニーランドが観光客を集める千葉など 近隣の県に比べ、 埼玉は確か…

ハロウィーンに読みたい本と信じるものたち

もうすぐハロウィーンですね! SNSを見ると、以前に教えていた留学生たちが プロ顔負けのメイクで仮装をしていたりして、びっくりです! 私が教えていた外語専門学校では、 毎年ハロウィンが近くなると、「仮装コンテスト」なるものが行われていました。 …

この世でやり残したこと、なんですか?映画「神様メール」で学んだこと

もし、神様から自分の余命を知らせるメールが届いたなら あなたはどうするだろうか。 カラフルで、お洒落で、ラストにはほっこりできる ファンタジーコメディ、 「神様メール」を紹介する。 神様メール [DVD] 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: …

台風19号により被害を受けられた皆様にお見舞い申し上げます。

このたびの台風19号により被害を受けられた皆様、 またそのご家族の皆様に 心よりお見舞い申し上げます。 皆様の生活が一日も早く平穏に復することを お祈り申し上げます。 災害は、いつ起こるかわかりません。 大切な命を守るために、いつも災害に備える…

最近、疲れてない?主婦におすすめの映画「パリへの逃避行」

一人の主婦の空虚な胸の内を描いた一作。 主婦はもちろんのこと、 女性の気持ちがわからない!と嘆いている男性にもおすすめの 「パリへの逃避行」を紹介する。 ロンドンの住宅街に住む専業主婦のタラ(ジェマ・アータートン)。 成功したビジネスマンを夫に…

函館が舞台②美しくわがままなお嬢さまをガーリッシュに描く「夏子の冒険」

夏子の冒険 (角川文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2009/03/25 メディア: 文庫 クリック: 18回 この商品を含むブログ (39件) を見る 三島由紀夫の「夏子の冒険」。 三島由紀夫といえば、純文学!というイメージ…

ブログを始めて1か月☆アマゾンアソシエイトを始めました☆ご報告

ブログを始めて1か月が経ちました☆ 超アナログ人間で、右も左もわからない私が なんとか1か月、続けることができたのも このブログを見に来てくださる皆様のおかげです! ありがとうございます☆ 先日10月1日、 アマゾンアソシエイトの審査に通過するこ…

ウィーンの空気が味わえる!「ウィーン・モダン展」の魅力☆ (感想と写真)

現在、大阪の国立国際美術館で開催中の 「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展。 ウィーンの空気や匂い、雰囲気を日本にいながらにして味わえる すばらしい美術展です。 ウィーンへ行ったことがある方は懐かしく、 行ったことがない方は異国…

函館が舞台!猫好きにおすすめの映画「世界から猫が消えたなら」

2016年公開の映画、「世界から猫が消えたなら」。 突然に病で倒れた主人公(佐藤 健)は、 自分の死期が一週間後に迫っていることを知る。 悪魔から 世界から何かひとつ物を消すたびに1日寿命が延びる という提案をされた主人公は、 生きるために、ひと…

パリが舞台!ヘミングウェイの絶筆「移動祝祭日」を読む

作中に登場する名所やカフェは現存するものが、ほとんど。読むだけでパリへ行った気分になる。 フランスの首都、パリ。花の都。 その美しい街で1921年から1926年、 アメリカ人作家、ヘミングウェイが モンパルナスの小さなアパルトマンを借り、 文章…

映画「パロアルト・ストーリー」感想 少年少女の心の闇を美しく描き出す

フランシス・フォード・コッポラの孫であり ソフィア・コッポラの姪である ジア・コッポラ監督のデビュー作。 心の琴線に触れる美しさで、思春期の若者たちの心の闇を描き出した一作。 「マリー・アントワネット」、「ロスト・イン・トランスレーション」な…

京都の変貌!!この20年で京都が失ったもの、変わらないもの。

近年の京都の変貌には驚かされる。 私がよく記憶しているのは、 1998年~2001年ごろ(つまり20年前頃)の京都の街の様子だ。 青春時代を、この美しい街が彩ってくれた。 たとえば四条通り。 日本の伝統工芸品の店が建ち並び、鴨川には柳の木がさや…

映画「ピュア 純潔」のストーリーと感想: スウェーデン映画が描く「絶望」が胸に突き刺さる。

「リリーのすべて」でアカデミー賞助演女優賞を獲ったアリシア・ヴィキャンデル主演のスウェーデン映画。 荒廃した貧しく教養のない家庭で生まれ育ったカタリナ(アリシア・ヴィキャンデル)は、 ある日、Youtubeでモーツァルトの音楽に出会い、 クラ…

「マレーナ」のストーリーと感想: 女性は、美しければ幸せになれるのか

人は女性の幸せの大きな要素として「美しさ」をあげる。 でも、美人なら幸せになれるのか。 映画「マレーナ」のストーリーと感想とともに考えていくことにする。 映画「マレーナ」のストーリー マレーナを演じる「イタリアの宝石」モニカ・ベルッチの美しさ …

おのぼりさんが東京で考えたこと

関東へ引っ越して、もうじき一年になる。 私が生まれ育ったのは、大阪のど真ん中で、とても便利な街中だった。 よって、「田舎者意識」など、私にはない。 当然、何度か東京へ旅行に来たことはあったが、 それでも大阪は東京に負けないくらいの大都会だし、…

ソフィア・コッポラの映画「マリー・アントワネット」の感想:ひとりの女性の心のひだを映し出す映画

フランス ソフィアコッポラの「マリー・アントワネット」。 史実を求める人に、この映画はおすすめできない。 といっても、そんな人は、冒頭から鳴り響くロックミュージックに面食らうだろう。 「マリー・アントワネット」にロックミュージック? 似合わない…

「ポンヌフの恋人」の感想: 本当に美しい映画とは?

ポンヌフの恋人<HDニューマスター版> [Blu-ray] 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント 発売日: 2014/12/24 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (1件) を見る 美しい映画、と聞いて何を思い浮かべるだろうか? 美人女優やハンサムな男優が、まばゆいばかりの</hdニューマスター版>…

プロフィール

はじめまして、Miyukeyです☆ 30代、関東在住の主婦です。 昨年まで日本語教師をしていました☆ 主に専門学校で外国人に日本語を教えること10年あまり。 主人の転勤で、やむなく退職。。 職業柄、「日本人」「日本語」「日本」というものを知らず知…