Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

コロナ禍の今こそ読みたい本15選!!おうち時間を100倍楽しめる小説をご紹介

こんにちは! GW、いかがお過ごしでしたか? 「我慢のGW」と言われた2021年の連休。 緊急事態宣言や蔓延防止措置が出され、 おうちで過ごされた方が多かったと思います。 GWが終わっても、まだ続くコロナの時代。 早く収束してほしい気持ちは誰も…

衝撃の結末!「朝の少女」(マイケル・ドリス著)はネイティブ・アメリカンの美しくも残酷な物語

先月、実家に帰ったとき、本棚で懐かしい本と再会した。 マイケル・ドリス「朝の少女」。 そうそう、こんな本もあったんだった、と ページをめくってみると、 この本を初めて手にした時のことが鮮明に蘇ってきた。 本はタイム・カプセルだと思う。 初めて読…

大切な人に本を贈ろう!4月23日はサン・ジョルディの日☆おすすめの本から渡し方まで♪

サン・ジョルディの日って知っていますか?? 家族、友人、同僚など大切な人と本を贈りあう スペイン発祥の記念日です☆ 4月23日は 日頃の感謝や愛、いつもは伝えづらい気持ちをこめて 書籍の贈り物をしてみませんか? 私自身が贈られて嬉しかった本もご紹…

あなたは信じる?的中率の高い占い3選。 占いとの上手な付き合い方は?

突然ですが、占いを信じますか? 私はそこそこ信じています。 テンションが上がったり 背中を押してくれる占いが好き。 占いは私にとっては生活のアドバイスや ライフスタイルのヒントのような存在です。 今回はちょっと落ち込んだときに元気になれる占いを…

銀色夏生の写真詩集「微笑みながら消えていく」 美しくも切ない景色が心に染みわたる一冊

いまはまだツボミだけれど、数週間後には今年もこんな風に満開の花をつけてくれるだろうなあと、いまから春が待ち遠しいです☆ 実家の庭にて☆街道桜 2019.3.31撮影 Photo by Miyukey 日ごとに春めいてきました。 今、私は大阪の実家に…

谷崎潤一郎の旧居「倚松庵」☆小説「細雪」の舞台となった歴史的建造物を訪ねて

2020年1月撮影 阪神電車「魚崎駅」から徒歩6分。 神戸市東灘区に、その邸宅は建っています。 谷崎潤一郎の代表作「細雪」が執筆された旧居 「倚松庵(いしょうあん)」。 絢爛豪華な小説絵巻「細雪」の舞台となったこの邸宅を 訪れたのは、2020年1月…

太宰治「女生徒」を読んで、大人になるということについて考える

1、コロナ禍の成人の日と私の思い出 今週、月曜日は成人の日でした。 毎年、新成人の姿をニュースで見てきましたが 今年は成人式の中止や延期が相次ぎ、 例年通りの笑顔がはじける新成人の姿は少なかったように思います。 試練のこの時代に 大人への新しい…

「空気」で旅をしよう☆作家たちが感じた「空気」。谷崎潤一郎から小川糸まで

美しい景観やかわいいお店、 おいしいご飯やスイーツなど、 旅は、新しい発見でいっぱいです。 目に見えるものに気をとられて、 私はいつも旅先で、大切なものを感じることを忘れがち・・・ ・・・それは、「空気」!! 小説やエッセイを読んでいると、作家…

19年ぶりの満月のハロウィーン!!願いが叶うお月見ハロウィーンを楽しもう♪

あっという間に10月もラストスパートに入りました。 来週土曜日はウィズコロナ初めてのハロウィーン☆ 毎年仮装して渋谷に集まっていた若者たちも 仮装パーティーを楽しんでいた人々も 今年は、お家で過ごす人が多いようです。 コロナ禍だからと、ハロウィ…

ぜったい人生が変わる!「小さな習慣」のすすめと二か月試した私の場合

今日は、私が出会った良書 「小さな習慣」 (スティーヴン・ガイズ著)をご紹介します。 また、記事の最後で、私自身が2か月間続けた結果も書いていますので 読んで頂ければ嬉しいです☆ ☆目次☆ [:contents] ←「小さな習慣」を読んだことがない人・内容をおさ…

ティールーム「霧笛」と大佛次郎記念館<横浜>☆(写真)

いよいよ8月も終わりですね。 まだまだ暑い日が続いていますが、 真っ青だった夏空は高くなり、 眩しい光は少し優しくなって ほんの少し秋を感じることが多くなってきたように思います。 短く楽しい夏を振り返り、 横浜へお出かけした思い出を綴りたいと思…

長引く梅雨・・・コロナの夏を楽しく過ごすために今できること

今週のお題「2020年上半期」 ☆今年の梅雨は長い 1、暑中見舞いと残暑見舞い 2、手持ち花火 3、風鈴と換気 4、夏に読みたい小説 ☆番外編! 夏に観たい映画 ☆今年の梅雨は長い 関東の梅雨明けは8月・・・?長い! 今年の梅雨はいつにも増して長く暗く感じ…

22歳の臆病な私へ☆ 就活と、未来への道と

実家の本棚で、もう15年も前の文芸雑誌「ダ・ヴィンチ」を見つけました。 好きな一冊を紹介する「私の本談義」というコーナーで、 私の文が掲載されています。 当時、私は22歳。 この頃に抱えていたもどかしさや不安を思い出しました。 今日はその文を紹…

最近、「感動」しましたか?1日1回「感動」のすすめ

もう数年前だったか、何気なくテレビをつけたら デヴィ夫人の特集番組をしていた。 ふだん、バラエティー番組で見せている顔とは異なる 優雅な日常と華やかな経歴、 そして若き日々の美しい写真に目が釘付けに。 貧しい家庭に育ちアルバイトを掛け持ちした学…

読書で沖縄気分にひたれる!(感想と写真)短編集 池上永一「あたしのマブイ見ませんでしたか」

お題「#おうち時間」 旅行に行きたくても行けない・・・ そんな日々が続いています。 まるでその地を旅しているかのように感じられる本をご紹介したいと思いつきました。 今回は沖縄です。 池上永一短編集「あたしのマブイ見ませんでしたか」の感想と 過去に…

ゲームやスマホ・・・やめたいのにやめられない!をどうにかする!!小山竜央「スマホの5分で人生が変わる」

今週のお題「ゲーム」 あなたはゲームが好きですか? ゲームが大好き!私の趣味はゲームです! とおっしゃる方には、この記事は参考にならないかもしれません。 最初にお断りしておきますが、 私はゲームを否定するわけでも、良くないと言いたいわけでもあ…

成功者に学ぶ!最強フード☆目標達成に役立つスーパーフードとは?

あなたには達成したいことがありますか? 仕事、ダイエット、健康、趣味、美容・・・ 人によって「成功」したい分野は様々だと思いますが、 どの分野にも役立つスーパーフードがあるとしたら、 取り入れてみたいと思いませんか? 今年初め、一冊の本に出会い…

コロナの影響で売り切れ続出の一冊!カミュの「ペスト」を求めて本屋へ

コロナウィルスの影響が拡大する今、 売り上げを急激に伸ばしつつあるという アルベール・カミュの「ペスト」。 出版元の新潮社によると、通常で1ヶ月あたり400冊前後の出庫があったが、1月には742冊、2月にはその流れを受けて同社が販売促進をかけたことも…

芥川賞受賞作!古川真人「背高泡立草」の感想

家がもし話せたら、どんなことを話すのだろう? 何世代もの家族が暮らしてきた古い家。 考えてみれば家は、住まう家族の物語や歴史を見つめているものだ。 この小説は、「家」というものを軸に 家族の繋がり、人々の悲喜こもごも、時の流れ、 そして長崎の小…

今村夏子「こちらあみ子」。衝撃の一冊(感想)

「むらさきのスカートの女」で芥川賞を受賞した 今村夏子さんのデビュー作「こちらあみ子」の感想です。 衝撃だった。こんな小説が、あるなんて。 東京駅から新大阪行きの新幹線の中で文庫本を開いたはずなのに 私は小学校にいた。 前歯が三本抜けたあみ子を…

五感を全開にして感じたい江國香織の短編集「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」を読む

ゆっくりと静かに身体中を満たしてくれるドロップスの缶のような短編集、「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」。 江國香織さんの本を買うということは、 「本を買う」というより「空気を買う」と言ったほうが良い気がする。 文字が書いてある紙の束を買…

ハロウィーンに読みたい本と信じるものたち

もうすぐハロウィーンですね! SNSを見ると、以前に教えていた留学生たちが プロ顔負けのメイクで仮装をしていたりして、びっくりです! 私が教えていた外語専門学校では、 毎年ハロウィンが近くなると、「仮装コンテスト」なるものが行われていました。 …

函館が舞台②美しくわがままなお嬢さまをガーリッシュに描く「夏子の冒険」

夏子の冒険 (角川文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2009/03/25 メディア: 文庫 クリック: 18回 この商品を含むブログ (39件) を見る 三島由紀夫の「夏子の冒険」。 三島由紀夫といえば、純文学!というイメージ…

パリが舞台!ヘミングウェイの絶筆「移動祝祭日」を読む

作中に登場する名所やカフェは現存するものが、ほとんど。読むだけでパリへ行った気分になる。 フランスの首都、パリ。花の都。 その美しい街で1921年から1926年、 アメリカ人作家、ヘミングウェイが モンパルナスの小さなアパルトマンを借り、 文章…