Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

メリークリスマス!! ロセッティの「クリスマス・キャロル」と思い出たち



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ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 「クリスマス・キャロル」 1867年



メリークリスマス!!(^^)

 

いよいよクリスマスですね☆

クリスマスソングが街に鳴り響き、

きらきら輝くイルミネーションやクリスマスの飾りが

いたるところで見られるこの美しい季節・・・

クリスマスが終われば、もう今年も終わり。

だからこそ、このシーズンを満喫して、

来年へのエネルギーをチャージしたい!と思います☆

 

クリスマス、と聞いて、何を思い出しますか?

 

今、私がいちばん鮮やかに思い出すのは

子供の頃のクリスマスです。

家族と一緒に、大きなモミの木を

(そのときはまだ小さくて何でも巨大に見えました)

運んで、物置からキラキラのクリスマスの飾りを出してくるのです。

クリスマスソングを大音量でかけながら。

箱の中から次々と出てくる金や銀のオーナメントや

ふわふわの白い綿、かわいい天使のお人形。

いろんな色に点灯する美しい電球のついたライト。

いろとりどりのモール。

その全てが、美しく、胸を高鳴らせてくれるものでした。

家族の笑顔と、輝き、クリスマスの匂い、そして鈴の音。

クリスマスの朝、温かい布団の中から目だけ出して

待ちきれずに枕もとを見ると、

きれいな包装紙に包まれたプレゼントが、

まだ明けきらない冬の朝の光の中に、ひっそりと置いてあります。

あのときの嬉しさは忘れられません。

あの頃から、長い長い月日が流れて、

自分の中のクリスマスの意味も年代によって変わり

思い出も増えました。

 

友達とワイワイ楽しんだクリスマスパーティー

恋人と過ごした甘い思い出、

感動的なクリスマスの映画や音楽、本など・・・

 そして今は、大好きな人と結婚し、

家族と過ごすクリスマスがあります。

いろいろな思い出が重なり合って、

今の「クリスマス」を作ってくれている・・・

クリスマスに対する思いは、年々変わりましたが

毎年、この2日間を大切にする気持ちは

子供の頃から変わりません。

 

 12月の初め、大阪のあべのハルカス美術館

「ラファエル前派の軌跡展」で、

ロセッティの「クリスマス・キャロルという絵を観ました。

 冒頭でご紹介した絵画です。

クリスマスツリーもリースも雪も描かれていませんが

この絵を観ていると、幼い頃に聞いたクリスマスの鐘の音や

鈴の音、クリスマスの朝のしんと冷え切った空気、

雪の匂いなどが感じられるのです。

たくさんの人々の「クリスマス」が閉じ込められたような

不思議な絵だと思います。

 

皆様のクリスマスが、素敵なものでありますように

心からお祈りいたします☆(^^)

 

 

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ロセッティの「クリスマス・キャロル」。耳をすませば鐘の音が聞こえてきそうです。

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ツリーもリースも描かれていないけれど、クリスマスの空気が感じられる不思議で美しい作品。

この季節には、サンタクロースや妖精や魔法など、

目には見えないものを信じたくなりますよね☆

目に見えない存在を信じることについて

ハロウィーンにブログで書きました。

宜しければご覧ください↓↓

miyukey.hatenablog.com

 

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました☆^^