Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

京都の変貌!!この20年で京都が失ったもの、変わらないもの。

近年の京都の変貌には驚かされる。

 

私がよく記憶しているのは、

1998年~2001年ごろ(つまり20年前頃)の京都の街の様子だ。

青春時代を、この美しい街が彩ってくれた。

 

たとえば四条通

日本の伝統工芸品の店が建ち並び、鴨川には柳の木がさやさやと揺れている。

川沿いには、恋人たちが寄り添っている。

 

雨のそぼ降る伏見稲荷の幻想的だったこと

朱色の鳥居がトンネルを作るその奥に、静まりかえった社殿があり、

キツネの像がふっと現れる。

緑と朱の色彩の中から、きつねの鳴き声でも聞こえてきそうだ。

 

清水寺から二年坂のあたり

あの頃も、いつも人がにぎわう坂だった。

ちりめん細工や京扇子、お香、和紙小物など

心躍る京雑貨がぎっしりと軒を連ねる宝石箱のような坂

 

京都へ行くたび、「日本の美」というものに出会えた

普段はハリウッド映画や、海外ドラマ、欧米のきらびやかなライフスタイルに

憧れている私も、

この街へ来たら自分が日本人であることを誇りに思う。

世界に一つしかない美しい街、京都がある国に生まれたのだ、と。

 

20年が経った。

基本的に街並み自体は変わっていないように思う。

けれど、決定的に変わったのは、人の多さ。

とりわけ、外国人の多さだ。

久々に京都を訪れて、目をむいた。

 

ほんの少し四条通りを歩いただけで、何か国もの言語が耳に入って来る。

浴衣や着物姿の人の数が段違いに増えた

「全部外国人ですよ、ほら、あんな浴衣の柄は、日本人は選ばないでしょう」

タクシー運転手が指さすその先には、

目をむくような鮮やかな青や赤の、中華風の花が乱れ飛ぶ浴衣を着て

自撮りをする女性陣の姿があった。

 

伏見稲荷駅では外国人が、ぞろぞろと嬉しそうに下車していく。

あの鳥居のあたりも、今や人がひしめいているのだろう。

 

私が大切に記憶している、あの静けさに満ちた幻想的な京都は失われてしまった

今、ここにあるのは、

海外から注目され、旅行者を魅了してやまない国際都市、京都だ。

外国語が飛び交い、にぎやかで人が溢れる街。

その変貌を前にしても、私の心は、やはり20年前と同じだった。

日本の美への感嘆と、誇り

 

今や世界中の人々が京都に集まり、日本の美を堪能し、日本を知ろうとしている。

失われてしまったものは大きくても、それは、すばらしく、嬉しいことだ

色とりどりの鮮やかな浴衣を着て、

はしゃぎながら写真を撮りあっている外国人の笑顔が、

街のそこここにある。

私は願う。

この人たちの記憶の中の京都の街が、

とびきり美しく、最高に幸せな思い出を彩るものでありますように、と。

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唯一無二の日本の美を求め、世界中から人々が訪れる。


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幻想的な街、京都。

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