Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

おのぼりさんが東京で考えたこと


関東へ引っ越して、もうじき一年になる。

私が生まれ育ったのは、大阪のど真ん中で、とても便利な街中だった。

よって、「田舎者意識」など、私にはない。

当然、何度か東京へ旅行に来たことはあったが、

それでも大阪は東京に負けないくらいの大都会だし、発達していると思っていた。

東京にあるものの大半は、大阪にもあるでしょう、と。

 

主人の転勤で生まれて初めて関西を出た。

旅行で訪れた東京と、東京近辺に住んでみて訪れる東京の印象は、

全く違っていた。

 

まず、常にこんなに人が多いって、ありえない!

大阪でも、梅田や心斎橋、なんばのあたりは混雑している。

もちろん、通勤ラッシュもある。

でも、東京は「混雑」なんてものじゃない。

渋谷のスクランブル交差点。あそこは、「カオス」だ。

平日の昼下がりだというのに、どこからわいてきたのかわからない若者が

ぞろぞろ渋谷109に入っていく。

ハチ公前には、黒く見えるほど人が立っている。

みんな、そんなに待ち合わせの約束があるのだろうか!?

 

平日の昼過ぎ、ゆっくり美術鑑賞でもしようと

上野の国立西洋美術館にでも足を運ぼうものなら

老若男女の長い列が待ち伏せしている。

一時間の待ち時間ときたものだ。

「なに?そんなにしてまで、みんなこの絵を観たかったの?」

と、自分のことを棚に上げて、人々の肩と肩の間から絵をのぞき見る。

兵庫県立美術館兵庫県)だって国立国際美術館大阪府)だって、

よっぽどの人気展でない限り、

平日の午後には、がらんと静かで

靴の鳴る音だけが、その空間に響いている。

美しい絵画と、じっくり一対一で対話する濃い時間を過ごせるのだ。

 

そしてよく言われていることではあるが、

東京近辺に住んでみて初めて、

東京の電車の線の多さにも驚いた。

網の目のように、張りめぐらされている地下道。

まるで蛇の道みたい。

階段を上がって降りて、また歩いて・・・

ちょっと乗り換えをするだけで、ここまで歩かされるとは!!

人間が都会で生きていくのに、こんなに多くの電車の路線が必要なのか?と

未開の地から来たかのように、ただただ驚かされる。

 

私は東京の真ん中で、ふと立ち止まって

「ここは、どこの国だろう」と思う。

ああ、アジアだなぁと思う。

大阪でも、京都でも、神戸でも、そんな風に感じたことはなかった。

この人ごみとか、人々の独特な雰囲気。

同じ「日本人です」と言っても、

東京に住んでいる人と、大阪に住んでいる人は、

本当に見ているものが違うのだと思う。

そりゃあ考え方も、気質も変わってきて当然だろう。

 

それでも東京は、魅力的で刺激的で、

世界に誇ることのできる街だと思う。

 どんなにカオスでも、どんなに人にまみれて疲弊しようと、

乗り換えの線に迷って足が棒になろうと、

やっぱり来てよかったと思える不思議な街。

それが、東京。

ネオンに彩られた、たくさんの人々が集まる東京は、

いまだに私にとっては、

外国のように謎めいていて、美しくて、

ただただ刺激に溢れた街だ。 

 

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人で溢れかえる街。カオス!


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美しく、魅力にあふれた街、東京。

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