Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

生命が輝く季節!夏が好きな理由は (+近況報告)

7月28日は、新居浜納涼花火大会でした。

新しい町で迎える初めての夏。

そして、ひさしぶりの花火大会。

昔から人ごみが嫌いな私は、花火大会に出向くことはないので

打ち上げ花火を見るのは本当に久しぶり。

なんと、自宅のベランダから見えるかも・・・?とのことで

少し前から、楽しみにしていました。

 

そうして・・・始まりました☆

花火大会・・・

約8000発の花火に魅了される・・・


ちょっと遠いけれど、混雑を気にしないでユックリ見られるのは

最高の気分です。

実は、ちょっと前まで、主人がコロナにかかっていまして。

東京に勤めていた頃には、一度もかかったことがなかったのに、

まさか、こんなに人が少ない愛媛で罹患するとは~!

でも、療養期間もとっくに過ぎ、体調も良好だったので

一緒に夜空を見上げることができました。

 

 

新居浜納涼花火大会の開催は3年ぶりだとのこと。

一時間半だった開催時間を一時間に縮小しての開催となりました。

大阪や東京の大規模な花火大会とは比べ物になりませんが

それでも、夏の夜空を彩る花火は、じんと心に沁みるものがありました。



花火はとっても綺麗だけれど、なぜだろう、

心がぎゅっと掴まれるというか、どこか切ない美しさだなぁと

いつも思います。

ぱっと花開いて、あっというまに消えてしまうからでしょうか。

人生100年というと、ずいぶん長い気がするけれど、

長い歴史の中では、どんな人の人生だって、

この花火と同じくらい短いんですよね。

空を覆いつくすほどの金色に輝く光で、

ため息をつきたくなるほど豪華な花火もあれば

小さな単色の花火も。

色、形、長さも大きさも全部違っているところも

なんだか人の人生みたい。

どの花火も、美しい。

人の一生のように。

 

 

 

この一瞬の美しさ、空を見上げるたくさんの人たちの笑顔のために

命をかけて花火を打ち上げる人がいるんだなぁ・・・と

見えない人々の努力の結晶を想ったり。



 



まるで爆発みたい?な、ドラマティックな花火。

 

花火が上がっている間は、

だれもがその美しさに魅了されながら、

一瞬で消えてしまう大輪の花を心に焼き付けようとします。

だから、みんな無口になって、一心に夏の夜空を見上げるのですね。

花火の音、火の粉、わぁと漏れるような歓声。

どれも、夏の夜を美しく彩るものです。

 

 

 

 

昔から、夏が好きです。

子どもの頃は夏休みがあるからかなぁと思っていたけど

専業主婦になって、毎日がお休みのような生活になっても

夏が好きなのは変わりませんでした。

四季の中で、一番ギラギラ明るい季節。

明るくて、痛いくらい日差しが強くて、暑くて、

生命がほとばしるように感じられる季節。

一見、すごく明るいように思えるけど

夏には、ふっと切なさを感じさせるものがたくさんあるように思います。

一瞬夜空を彩って、歓声に包まれた次の瞬間には

消えてしまう、はかない花火もそのひとつ。

数年間を地中で過ごした蝉たちは

命を削るように声を限りに鳴いて、

たった数週間で土に還る。

目が覚めるような色で咲いていた庭の朝顔は、

昼過ぎには花を閉じています。

遠くで聞こえる盆踊りの音楽も、

お仏壇の部屋で回っていた綺麗な色の盆提灯も、

小さい頃は意味もはっきりわからなかったのに

きれいだとか楽しいというより、なんとなく切ない気持ちになりました。

夏は、強い日の光や真っ青な空、耳をつんざくようなセミの声に

にぎやかで明るいイメージがありながらも

同時に、生命のはかなさを感じる季節なのです。

生きとし生きるものが、全身全霊の力で生きる、生きようとする

そんな力を感じるのも、夏です。

 

 

そしてまた、夏の去り方も好き。

暑さが残っているのに、空を見上げたら、

すーんと空が高くなっていて、

ああ、もう夏も終わりなんだなと気づきます。

朝晩に、すうっと涼しい風が吹くようになると、もう秋の訪れ。

夏は、本当に静かに去っていくなぁと毎年思います。

また来年まで会えない夏。

夏の思い出はいつでも、他の季節よりもキラキラ輝いている気がします。

 

今年の夏も、きっと静かに去っていくのでしょう。

だから、いま、この輝いている季節を、めいっぱい楽しみたいですね。

日本各地で、お祭りや花火大会が通常開催されています。

マスクをしない人も増え、海外からの観光客も戻りつつあります。

が、一方でコロナの感染も、じわじわと広がっています。

楽しみながら、でも感染対策も忘れずに。

 

私にとっては、四国で迎える初めての夏。

引っ越しでの疲れが出たのか、夫はコロナ。

私は夫の看病と室内の徹底的な消毒でヘロヘロに。

そのおかげか、なんとか私はコロナ感染から免れたものの

ちょっとした不注意から、けっこうなヤケドをしてしまい・・・

そんなドタバタの夏の日々も

きっと過ぎてから思えば、眩しいような気持ちで振り返るのだと思います。

来週から、お盆。

一週間前倒しで大阪へ帰省し、一息ついて、

いまはのんびりと家族皆で楽しく幸せな時間を過ごしました。

やっぱり健康、安全がいちばん!

2023年の夏が、皆さまにとって素晴らしいものでありますように。

お読み頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

<過去記事紹介>

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