Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

出会い、別れ、そしてまた・・・(近況報告・日本語教師の仕事編)

 

早いもので、もう6月。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

雨が多い季節になりました。今年は梅雨入りが早かったですね。

近畿、東海では5月の梅雨入りは10年ぶりなのだとか。

台風も近づいています。被害が少ないことを心から祈っております。

 

私は一年の半分を迎えるこの時期に、日記を読み返すことにしています。

たかだか半年~1年の間に起きたことであっても

意外と小さなことや心の動きは忘れているもの。

そして、その時々に決意した様々な目標や「~したい」、

周りの人々に支えてもらった事柄を思い出し、

感謝しつつ、気持ちを新たに、残りの半年間を「再スタート」するのです。

 

 

この半年間は、出会いと別れ。

新しい地に居を移すことで、それまでの生活と場所に別れ

愛媛という土地との「出逢い」がありました。

それから、もうひとつは仕事上の出会いです。

いま、私はオンラインで日本語教師の授業をしています。

世界中の人に繋がり、場所や時間の制約なく

日本語を学びたい人にレッスンを提供できるということ。

まさにオンラインだからこそできる教え方だと思います。

語学学校や専門学校で教壇に立っていたころは、

だいたい19歳~25歳くらいの学生を中心に

日本の大学や大学院に留学・入学するための日本語を教えていました。

勉強熱心な学生たちからの容赦ない質問攻撃に鍛え上げられながら(?)

大変だけど、やりがいのある十数年間。

その後、3年間のブランクを経て、

「そろそろかな?」と始めたオンライン授業。

そうして、気づきました。・・・というか、思い出しました!

やっぱり、日本語を教えるって、楽しい!

と。

世界の様々なところに、日本に憧れ、日本語を熱心に学び、

楽しんでいる人がいるということ。

日本人として、とても嬉しく思います。

 

 

 

私の学生の一人は、オランダ人の女子大生。

奨学金で日本に留学することが夢です。

パソコンの画面ごしでもわかる、肌の透明感と金髪の美しさ☆

まだあどけなさも残る、十代の輝くような初々しさに

フレッシュなエネルギーをも感じます。

オランダについて語るときの誇らしげな顔や

日本について語るときの生き生きした表情。

それを見る度、ほんの少しでも夢に近づけるお手伝いができていることを

嬉しく感じます。

 

大学へ行く前の早朝のレッスン。(時差があるので、日本では昼過ぎですが)

小さな町に住んでいるという彼女の画面ごしに、

カエルの鳴き声、小鳥のさえずりが聞こえてきます。

窓から差し込む朝の柔らかな光までもが感じられて、私までリフレッシュできるのです。

 

春は、日本から友好の印として贈られた桜と、

オランダのチューリップが咲いて、

街はそれはそれは美しいそうです。

こんな感じなのでしょうか?いつか見てみたい!

 

 

オランダ。私にとって、それは遠い国でした。

訪れたことのない地図の片隅にある国でした。

でも、いまはとても近く感じます。

そんなとき、私は「星の王子さま」のある一節を思い出します。

 

「だれかが、なん百万もの星のどれかに咲いている、たった一輪の花がすきだったら、その人は、そのたくさんの星をながめるだけで、しあわせになれるんだ」

星の王子さま (岩波少年文庫)内藤託訳

 

私にとって、生徒がいる国は、「花が咲いている星」です。

台湾も、中国も韓国もフィリピンも、アメリカ、イギリスも・・・

この仕事をしていなかったら決して出会えなかった、

たくさんの人との出会いがありました。

生徒たちを通して、国を知り、文化を知り、

そうして、それらの国は私の中で特別なものになっていきました。

この海を隔てて、私には、たくさんの「花が咲いている星」があります。

そんなかけがえのないご縁に、心から感謝です。

 

ポストカード■ 星の王子さま フランス 輸入 The Little Prince

 

 

オンラインで教えるのは、若い人ばかりではありません。

生徒には、大学教授、英語の高校教師、一流企業の重役もいます。

そのうちの一人、アメリカの名門大学の教授は、

日本に行きたいと憧れる学生たちを研修で日本に連れて来るため

全くのゼロから日本語を学び始めました。

いまは、英語でのコミュニケーションが主ですが

「目標は日本語だけで不自由なく話すこと」

「いつかはニュースや新聞も日本語で読めるように」

と語り、実際に、非常に熱心に勉強しています。

私が年を重ねたとき、衰えていく記憶力を前に

こんなにも勉強熱心に貪欲に、

「学ぶ姿勢」を忘れずにいられるかしら?と思います。

そうでありたい、と願います。

いや、その前に、「いま」、もっと勉強しよう、と

襟をただしたい気持ちになります。

仕事や家庭や、いろいろなことに忙しくても勉学に手を抜かない姿勢、

知らないことを学ぶことが楽しいという知的好奇心、

飽くことのない言語への探求・・・

それらは、私が彼らから「教えてもらった」ことなのです。

 

いくつになっても、学ぶことの喜びを

忘れない自分でいたい

 

 

どの職業でもそうだとは思いますが

日本語教師の職業もまた、

出会いと別れの連続です。

専門学校を卒業した学生たちはそれぞれの道へ進み

国へ帰る学生も少なくありません。

「卒業」のないオンラインレッスンでも、

様々な都合によりレッスンを離れていく学生もいます。

それでもSNSを通じて、数年前には初々しい学生だった人たちが

立派な親になっていたり、しっかり夢を叶えて邁進しているのを見ると

胸が熱くなります。

また、私が住む地域で地震が起こると、すぐに心配のメールをくれる

学生たちの優しさに感激することも。

長い人生の中で共に過ごした時間は少なくても、

どんなに距離が離れていても、繋がっている。

人の絆というのは時間の長さや距離の遠さではないと

この仕事で知ることができました。

 

いま、私は楽しく教えていますが、それでもオンライン授業での課題はいっぱい。

生徒さんの幅が広がったぶん、様々な要望、目的、

その人に合った学習方法などを見つけられるように

私自身も柔軟な考え方を持ちながら

教師としての知識とともに

人間性を磨いていくことが必要だと思っています。

そして、英語。

対面の語学学校・専門学校の授業では

レベルにかかわらず「レッスンは全て日本語で」というのが基本でした。

それはそれで、とても難しかったのですが、

オンラインでは、ほとんど全てのレッスンを英語で進めることが

求められます。

まだまだ力不足を感じることが多いですが

私のレッスンを希望してくださる生徒さんの

少しでもお役に立てるように頑張りたいと思います☆

 

 

1年の折り返し地点、夏至の日まで

あとわずか。

2023年の後半戦、どう行動して

新年の目標を達成していくのか?

どうすれば年末に「良い一年だった」と振りかえることができるのか?

自分会議(=一人で自分と向き合って計画する時間)は続きます^^

仕事や引っ越しで2023年前半はバタバタしてしまい、

なかなか愛媛の街を見て回る時間が持てなかったので

後半は、余裕を持って、まだ知らない愛媛の地を探検にいきたいと思っています☆

「ワクワク!」のKeyに出会えたら、またブログでシェアしたいと思います。

こんなブログですが、また読んでいただければ嬉しいです。

最近、更新が滞りがちですが、マイペースで続けていきたいと思っておりますので

どうぞ宜しくお願いいたします☆

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました

 

この記事で使用した画像は全てフリー素材Pixabayのものです。

 

 

 

 

<過去記事紹介>

 

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