Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

仙台七夕祭りは、街中が願いと想いで溢れるお祭り☆

 

東北三大祭りのひとつともいわれる

仙台七夕祭りへ行って来ました☆

といっても、実はお祭りが目的で行ったわけではなかったのです。

この夏は仙台・松島を旅行しよう!と計画して

ホテルを予約した後に、

ガイドブックで、たまたまその日が仙台七夕祭りだと知って

びっくり!!

正直、良い気持ちはしませんでした。

コロナ前から、人ごみは嫌いで、できればイベントごとの日程を外して

旅行したいタイプですからね・・・。

そのうえ、コロナ禍。どうなることやら・・・?と

心配していました、が!!

仙台七夕祭りの予想以上の素晴らしさ、美しさ、

そして歴史やそこに込められた想いを感じ、

「この日に来れて良かった・・・!!」と心から思いました。

そんな仙台七夕祭りを、今回は紹介していこうと思います。

最後までお付き合いくださいね。

 

 

注)仙台七夕祭りは2022月8月6日から8日まで開催されました。

  この記事の写真は2022年8月6日に撮影したものです。

  記事を公開するのが遅くなりました。

 

 

 

1、 コロナ禍の仙台七夕祭り、上を見上げて!

 

仙台七夕祭りの歴史は古く400年以上前と言われています。

あの伊達政宗公も奨励したお祭りなのだとか。

その後、戦争の不景気などにより、衰退しながらも

街の人々が大切に繋いできた仙台七夕祭り。

しかし、コロナ禍により中止、縮小が続き、

今年、やっと3年ぶりに通常通りの開催が実現したのでした。

とはいえ、イベントや屋台などは中止、いつもは低く垂れ下げている飾りも

頭上高くに設置するなど、感染対策は万全になされていました。

人ごみも、さほど・・・

いつもよりは多いとは思いますが、予想していたほどでは全くなく、

のびのびと楽しむことができました。

 

祭りという文化は、平和があってこそのもの。

疫病や震災など、様々な困難があっても

前を向いて歩み続けよう、なんとか笑顔を取り戻そうという

街の人々の力強い気持ちが伝わってくる気がしました。

七夕飾りを見上げる度、その色鮮やかな美しさに

笑顔がこぼれます。

 

 

 

 2、仙台七夕飾りは、ぜーんぶ手作業で!!

 

 

なんと、仙台七夕飾りの飾りは、全て、街の人々の手作業なのだそう。

しかも使い回しはゼロで、毎年、一から作り直しているといいます。

3月頃から準備を始める人もいるというから驚きです。

本物の和紙を使って作られる飾りが、街中を彩り、

仙台の街を、そして東北を、日本各地からこの祭りのために集まった人々を

元気に、笑顔にしてくれる七夕祭り。

この時代だからこそ、余計に胸に響くものがありました。

ひとつひとつの飾りに託された願いや想いを感じながら歩く

仙台の商店街は、今までとは全く違う表情を見せてくれました。

 

 

 

 

3、2022年の仙台七夕祭り、

        栄えあるグランプリは??

 

仙台七夕まつり協賛会が審査し、

七夕飾りに、金賞、銀賞、銅賞、優秀賞が与えられます。

 

飾りの脇の竹には、作った店の店名や団体名と、賞の札が。

(受賞しなかった場合は、店名・団体名だけの札になります)

 

「さすが受賞しただけある!」というのもあれば

「こんなに綺麗なのに、なんで受賞しなかったの?」というのもあり

「優秀賞の中では、私はこれが一番好き!」という声も聞こえて・・・

最高に盛り上がります!!

 

 

私が、個人的に一番好きだった飾りは、こちら!!

(作成:加藤義永刃物店 優秀賞受賞 )

 


紙で作ったディズニーキャラクターが、かわいすぎました!

風が吹いて、飾りが回る度に新旧のディズニーも、くるくる。

観る者を飽きさせません!

そして、ひまわりやハイビスカスなどの花々、祭りの様子までを

表現した左右の飾りとのコントラストも、ばっちり!

 

 

 

こちらは江陽会館が作成した優秀賞受賞の吹き流し。         

 

これもよーく見ると、紙を一枚一枚切り抜いて

貼ってあるんですね。

繊細な美しさとともに、色彩感覚にも見惚れてしまいます。

 

 

  

製作:浅久 銅賞 受賞。

 

こちらは迫力あるダイナミックさで勝負。

一番右の吹き流しの下の部分が、ウィリアム・モリスみたいでかわいかった。

 

 

 

製作:カバンハンドの鈴木 銅賞受賞

詩歌が流れるように風に舞っている様が美しくて、

こちらも大好きな飾り。

 

 

 

東北大学の飾りは、真ん中の織姫・彦星の絵がロマンチック。

七夕祭りといえど、意外と織姫・彦星の伝説を題材にした飾りは少ないなと感じました。

だから、東北大学の飾りは、逆に新鮮でした!

 

 

こちらは、私の大好きなこけしのお店「しまぬき」の吹き流し。

可愛すぎます!東北らしいデザインですね!!

 

 

そして・・・・

栄えある金賞は・・・・!!!???

 

 

 

 

 

 

じゃじゃーん☆☆

製作:入間  金賞受賞

 

 

なるほど、納得の金賞です!

春夏秋冬を表しているのかな?と思ったら、

全て、夏の風景。

朝顔の咲く静かで涼やかな朝、

楽しいプール遊び、真夏の光の中で輝く黄色のひまわり、

草むらを飛び交う蛍のはかない光と

海の底の美しい世界。

誰もが心に大切に抱く、日本の夏の景色を5つの吹き流しに

表現した七夕飾り。

目にした人は、自身の懐かしい夏の思い出に、

思わず笑顔になれるはず。

 

 

仙台七夕祭りに飾られる飾りは、3000本にも及ぶと言われています。

ここで紹介したのは、私が密を避けながら見て回った

一部の七夕飾りの中で、最も私が気に入ったものだけ。

あなたのお気に入りは、ありましたか??^^

 

4、子供たちが託す復興への想い「星に願いを」

 

仙台七夕祭りの、もうひとつの見どころであり、フォトスポット。

 

 

 

 

東日本大震災の年から始まった復興プロジェクト。

子どもたちが、一羽一羽、心をこめて折った8万5000羽の鶴たち。

忘れられない、忘れてはならないあの日を、私たち皆が心に刻んで

防災の重要さを伝えていくこと。

地震国、日本で生きる私たちが、あの日に学ぶことは、

まだまだたくさんあると思います。

 

 

真ん中には、七夕飾りが吊るしてあります。

飾りが宙に浮かんでいるようで、ちょっと不思議な写真。

吹き流し、巾着、投網、紙衣、折鶴、屑籠、短冊には一つ一つ意味があります。

 

滝のように降り注ぐブルーと白の「オゾンブルー」。

私たちの祈り、天へ届け!

 

 

たくさんの想いをのせて、風にそよぐ折鶴たち。

 

 

 

5、最後に 

 仙台七夕祭り、街は願いと想いで溢れていました

 

初めて訪れた仙台七夕祭り。

想像をはるかに超えて、面白く迫力のある素晴らしいお祭りでした。

何より、飾りを見上げて、人々の想いや願いを感じられたことが

一番心に残っています。

仙台に知人はいませんが、飾りを見ているうちに

なんだかこの街の人々と心が繋がったように思えました。

それだけ、手作業で想いをこめて作られたものには

力がこもっているということでしょうか。

仙台の七夕飾りには力を感じます。明るさとエネルギーを。

祈り、願い、想いが天へと届くように。

笑顔が、全国、全世界、そして先に逝ってしまった人々のいる天へと

広がるように。

私も、自然と祈る気持ちになりました。

来年も、通常どおりに仙台七夕祭りが開催されますように。

これからもずっと、この素晴らしい祭りの文化が続きますように。

心から願っています。

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

最近、ばたばたしていて、更新も遅れがちで、

皆様のブログにご訪問もなかなかできていませんが、

温かい目で見守って頂ければ嬉しいです。

 

 

 

<夏の過去記事>

 

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