旅行を計画するとき、オフシーズン、オンシーズン、どちらを選択しますか？
そりゃあ行けるなら、オンシーズンがいい！という方が多いでしょう。
私もそうでした。
沖縄へ行くなら、夏！
でも、今年はたまたま夫の休みが取れたのが2月。
オフシーズン真っ只中～。
でも、２月の沖縄には２月にしかない素敵な表情がありました。
今回は、私が感じた冬の沖縄の魅力を語りたいと思います☆
１、夏よりも美しい！？沖縄の冬の海
ホテルのスタッフの方とお話する機会があり
少し立ち話している間に聞いた一言は、意外でした。
「沖縄の冬の海は、夏よりも綺麗だと思います」
これから海を見に行くところだったので、期待に胸がふくらみました。
スタッフさんが言うには、冬はプランクトンの量が減って
透明度が増すというのです。
泳ぐのが目的ではなく、美しい海辺を眺めながら歩きたいだけの私には
願ってもないこと☆
沖縄北部、古宇利大橋を渡り、人口346人の小さな島・古宇利島へ。
古宇利オーシャンタワーの展望台からの景色は絶景です☆
雨の予報だったのに、青空が！うれしい☆
沖縄の２月の天気は変わりやすくて、一日同じ天気の方が珍しいのだとか（スタッフさん談）
古宇利オーシャンタワーの屋上の「幸せの鐘」
８月に来た時には、日差しが強すぎて海が反射して
目が開けていられないほど眩しかったのを覚えています。
２月は、日差しもそれほど強くなく、安心して海を眺められます。
海の「青さ」、紺碧の海という意味では、夏の沖縄にはかないません。
でも、エメラルドグリーンとブルーが入り混じったような
落ち着いた静けさの海なら、２月は最高に美しい・・・
どちらも、沖縄の海の美しい表情ですね。
カラッと晴れた空もいいけど、
こんなマーブル模様に光る冬の空も美しい。
２、沖縄の素の顔をのぞき見。
シーズン中は、観光客でごったがえす市場も
オフシーズンの平日となれば人はまばら。
ここぞとばかりに客寄せに出ていた店員さんも
店の中で「ゆんたく（おしゃべり）」したり、
三線をつまびいたり。
いろいろな方言が飛び交っていた牧志公設市場では
うちなーぐち（沖縄弁）で溢れています。
「観光客向け」ではない沖縄の「素の顔」を
ほんの少し垣間見れたような気がして嬉しくなりました。
人がまばらな道路に佇む「壺屋うふシーサー」
３、日焼けしにくい＝陸上のアクティビティも安心できる
冬は海で泳げないからつまらない！という方もいるかもしれません。
確かに海には入れませんが、
冬でも大自然を満喫できるアクティビティがいっぱい！
今回、私は乗馬体験をしてきました☆
風を切って走る馬さん（名前はグッディー２０歳）
背中に揺られて見渡す草原と海は格別です☆
乗馬は、ヘルメットをかぶらなくてはいけないので
帽子もかぶれないし、当然、日傘もさせません。
３０－４０分といえど、女性ならば日焼けが心配な方も多いはず。
（私もその一人です）
でも、２月だと夏ほどは日差しが強くないので
安心して楽しむことができました。
（注：２月でも日焼け対策は必要です）
ちなみに私が体験したのは「外乗」。
沖縄中部の大草原を馬の背に乗って歩けるというコース☆
草原の向こうには美しい海が広がり、自然を満喫。
一人につき一人スタッフさんがついて、
たずなの持ち方から、馬の誘導の仕方まで丁寧に教えてくださり、
引馬ではなく自分でたずなを持って自由に乗ることができました。
たった４０分弱！
でも、今まで見たことのない視点から沖縄を感じられた時間でした！
私が乗った馬、グッディー。
クローバーが大好きな食いしん坊の女の子。
ありがとうね、また会おうね☆
（馬の写真:夫が撮影）
４、 ２月でも暖かい☆南国の冬
青空の下で、いきいきと咲く色鮮やかな花々。
那覇空港に着いたとたん、まずは日の光の強さにびっくりしました。
外が、明るい！！
空気は冷たいのに、じわりと汗がにじむ感じ。
私達は春服を着ていましたが、それでも暑いくらいです。
半袖を着て歩いている人や、海では水着の少年たちも。
（沖縄の海開きは3月中旬からなので、砂浜で遊んでいるだけだったようですが）
車内では冷房をかけながら運転。
気温は日によっても違い、朝晩との寒暖さも激しく
次の日は普通の春服でも十分快適だったりパーカーが必要だったり。
気温がまちまちなので、服装計画は大変かもしれませんが、
沖縄の２月は、もうすっかり春を通り越して初夏になったのでは？と
思うくらいの解放感や明るさに包まれていました。
強い日差しの中で咲くアカバナ（ハイビスカス）を見ながら
南国の風を感じていると、・・・ん！？
これは・・・紫陽花！？
紫陽花さんも、あまりの暑さに間違えて咲いたのか・・・？
こちらは桜の花と、そのそばに咲くハイビスカスです。
沖縄では桜の開花は１月から２月初旬だそうなので、遅咲きの桜でしょうか？
いろんな季節が入り混じったような沖縄の２月。
寒さが苦手な私には、沖縄の冬は暖かくて開放的で元気をもらえました。
暑がりで薄着が好きな夫もまた、薄着でも十分過ごせる沖縄の冬に
魅力を感じた様子。
またこの季節に来れるといいねと話しながら、沖縄の冬を満喫しました。
５、オフシーズンは安い！
言うまでもなく、お盆やGWに比べると旅行代金はぐっと抑えられます。
８月に沖縄へ行ったときは、時間のロスを避けるため
空港からレンタカーショップまでの移動は送迎タクシーを予約し
レンタカーショップでは、優先的に案内してもらえるクイックサービスを申し込んで
徹底的に待ち時間を短縮したものでしたが、
２月はそんな手配も無用。
観光客が少ないので、待ち時間も少なく、
そのようなオプション費用が浮くのもいいですね。
６、最後に ～沖縄は横顔美人～
２月に沖縄を訪れるのは初めて。
８月とはまた違った表情を見せてくれた沖縄に
ますます魅了された旅となりました。
真正面から見た気合を入れまくった沖縄ではなく、
すっぴんの横顔を見ることができたような・・・
そうして、その横顔は、限りなく美しくて。
これから、もっともっといろんな沖縄の表情を見たい！という気持ちになりました。
ホテルの庭園にて。のびのびと枝を伸ばす木にエネルギーをもらいました。
この地には、エネルギーが満ちています。
最後に、2月の沖縄旅行のデメリットも挙げておこうと思います。
海で泳げない、アクティビティでできないものも多い、
晴天が少ない、
観光客向けにたくさん商品を作っていない店があるので完売するのが早い店もある・・・
私が感じたのはこれくらいでしょうか？
２回目からの沖縄旅行なら、冬に訪れるのもおすすめです☆
ニライビーチ。ウミガメも見られる天然の美しい海でサンゴや貝を拾ったのも素敵な思い出です。
大好きな美しい沖縄！
訪れる度に新しい発見があるこの地へ
これからも何度も行きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
食べること大好きな夫が沖縄旅行前に必ず読む本です。
沖縄の冬についての雑誌
冬でも日よけ対策は必須です。あと、サンダルもあると、砂浜を楽しめますよ☆
＜過去記事紹介＞
