Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

Blackwing鉛筆の魅力!!私を虜にした文具、お見せします <偏愛記録>

2018年の終わりのことです。

東京駅で、一本の鉛筆と出会いました。

 f:id:Miyukey:20211119175235j:plain

                                         (撮影 by Miyukey)

 

Blackwing鉛筆!!

その洗練された美しさに、たちまち魅了された私。

鉛筆に込められたストーリーと歴史を知る度、

ますますハマっていくことに・・・。

約三年間で私が集めたBlackwing鉛筆を

写真に収めて公開しつつ

はてなブログのお題「私が◯◯にハマる10の理由」に答えて

私がBlackwing鉛筆にハマってしまった理由を考えてみたいと思います☆

 

 f:id:Miyukey:20211119174929j:plain

我が家のBlackwing鉛筆たち。色鉛筆みたいだけど、全部フツウの鉛筆です。

                                      (撮影 By Miyukey)

 

1、とにかく美しいフォルム

 

①机の上にあるだけで絵になる

f:id:Miyukey:20211120094522p:plain

写真:https://shop.blackwing602.jp/

商品:ブラックウィング 鉛筆 2B 1ダース ブラックウィングパール パールホワイト 105331



この洗練された佇まいに説明は不要かと。

机の上にBlackwingが転がっている、

ただそれだけで、その空間がアートになってしまうのです。

 

 

 f:id:Miyukey:20211119175030j:plain

消しゴムは取り外して、カスタムが可能です。   (撮影 By Miyukey)

 

②使った後も美しい

短くなった鉛筆は、かわいらしい。

私は、いつもそう思います。

何か月も、あるいは何年も使った鉛筆は、

愛着とともに

使った人の想いや匂いまでも浸み込んでいるように思います。

インクが切れたペンはすぐに捨てても

小さくなった鉛筆や消しゴムは

なかなか捨てられなかったりしませんか?

 f:id:Miyukey:20211120095013j:plain

写真: フリー素材 PIXABAYより

 

幼い頃、押入れの中から缶が出てきて

中には小指ほどの鉛筆が丁寧に納められていました。

それは、私が生まれる前に亡くなった祖父のものでした。

祖父の残したものは、価値のあるものもたくさんあったのに

なぜか、その小さくなった古びた鉛筆が

丁寧にナイフで削られ、

向きをそろえて大切に納められているのを見た時、

一番、祖父を近く感じたのです。

仕事に成功し、お金に困ることはなくなっても

祖父は貧しかったころの気持ちを決して忘れず

生きる人だったのだろうと思いました。

祖父が使っていたのは、なんでもない普通の鉛筆でしたが

私はその頃から、鉛筆に惹かれ始めていたのかもしれません。

 

f:id:Miyukey:20211119175341j:plain                                      (撮影 By Miyukey)

 

短くなった鉛筆が、こんなにスタイリッシュな鉛筆も

珍しいのではないでしょうか?

私はあえて、Blackwingの箔押しのところを

残すようにしています。

楽しい計画を練る時のワクワク感、何かを書くときの情熱、

一途に努力した証・・・

たくさんのものを秘めて、鉛筆は、そこにあるのです。

 

 f:id:Miyukey:20211121173251j:plain

 

ちなみに私は、お菓子の缶に、ちびた鉛筆を入れてます。

この缶は、手の平サイズでデザインも可愛くてお気に入り。

中身は薔薇の花びら入りのホワイトトリュフチョコレートでした。

 

2、歴史がすごい

③あの文豪スタインベックウォルト・ディズニーも使った鉛筆。

f:id:Miyukey:20211119201704j:plain
f:id:Miyukey:20211119202443j:plain
f:id:Miyukey:20211119202451j:plain


写真: 左からウォルト・ディズニー - Wikipedia、スティーヴン・ソンドハイム - Wikipedia

ジョン・スタインベック - Wikipedia

 

Blackwingの長い歴史は1934年に始まります。

文豪スタインベック、あのウォルト・ディズニー

作曲家クインシー・ジョーンズ、作詞家スティーブン・ソンドハイムなど

Blackwingの愛用者は名だたる有名人ばかり。

文豪たちは当時の鉛筆の価格の2〜3倍は高い

Blackwing鉛筆を愛用しました。

エデンの東」や「怒りの葡萄」など数々の傑作を残した小説家、

ジョン・スタインベックは、こんな言葉を残しています。

 

新しい鉛筆を見つけた。これまでで最高の鉛筆だ。

値段は今まで使っていた鉛筆の3倍もするが、

芯が漆黒で柔らかく、それでいて折れない。

これからもずっと使いたい。

その名はブラックウィング。

紙の上をまさに滑るようで、文字通り筆が進む。

引用:最高に楽しい文房具の歴史雑学

 

ところが、これほどまでに有名人に愛されたBlackwing鉛筆は

1998年に製造中止に。

そうすると、コレクターの間でBlackwing鉛筆が

一本40ドルで売買されるようになります。

長い間、Blackwingは幻の鉛筆となりますが

2010年、PALOMINOが復刻。

当時のデザインに忠実に、黒鉛は日本製を採用。

どれだけ日本の鉛筆のレベルが世界的に高いかがわかります。

いま、手にできるBlackwingは復刻版ですが

それでも、当時の歴史を忍ばせるデザインは素晴らしい。

世に数々の傑作を送り出した文豪たちが

ポケットに忍ばせ、執筆に励んだ面影はいまも受け継がれているのです。

 

 

④少しだけリッチな気分になれる

普通の鉛筆が100円代というのを考えれば、

Blackwingの352円(限定盤は418円)は

少し高級かも。

でも、500円でお釣りが来る値段で、

見た目も美しく

ささっと思いついた時にアイディアを書きとめられる

お洒落な鉛筆が手もとに用意できるとしたら?

決してお高くはないはず。

パロミノ ブラックウィング 鉛筆 (4B) 12本 1ダース 【PALOMINO BLACK WING】消しゴム付き鉛筆

パロミノ ブラックウィング 鉛筆 (4B) 12本 1ダース 【PALOMINO BLACK WING】消しゴム付き鉛筆

 

 

3、もう二度と後戻りできない書きやすさ

 

⑤アイディアを素早く書きとめられる

⑥次々と書きたくなる

もうこれは、言葉では説明できません。

私はBlackwingを使ってから、他の鉛筆やシャープペンシル

使えなくなってしまいました。

鉛筆の良さとは、ノックもキャップも必要なく

手に持ったらすぐさま書き始められることではないでしょうか。

アイディアが降ってきたら、即刻、書き留める。

折れにくい芯と、なめらかな書き味、

びっくりするほど手にフィットする形、

消しやすい消しゴム。

イメージやアイディアを書き留めたり、イラストや絵を描くときに、

こんなに良い相棒はいません。

そして、芯が減ってしまったら。

そっと鉛筆削りで削ってあげましょう。

削るときの音や、木材部に使われているシダーウッドの香り、

ひらひらとした削りかすの形を楽しみながら。

 f:id:Miyukey:20211119180101j:plain

       

パロミノ ブラックウィングパール 1本       

モレスキン ノート クラシックノートブック ダブルレイアウト(無地×横罫) ソフトカバー ラージサイズ サファイアブルー NB313SB20

                                                        (撮影 By Miyukey)

 

 

やっぱり専用の鉛筆削りで削るのがおすすめ。

2穴タイプの削りやすい持ち運びタイプ。私のは、これのホワイト。↓↓

 

 

 

⑦芯にこだわりがある

先述したように、Blackwingは日本製の芯を使用しており

普通の硬さを表す表示(2B、B、HBなど)ではなく

「ソフト、ファーム、バランス、エクストラファーム」という独自の表示をしています。

次章で延べますが、その鉛筆にたくされたストーリーや

オマージュの対象によって、デザインごとに硬さが違います。

幼い頃から、筆圧が強く「ダイナミックな書き方」と言われてきた私は

断然、バランスかソフト(3B〜2B)が好きです。

 f:id:Miyukey:20211120101533j:plain

1912年、パリの理髪店に世界初のネオンサインを設置した技術者Georges Claudeにインスピレーションを得たというモデル。

ネオンサインから着想を得た色合いが鮮やか!

                            (撮影 By Miyukey)

 

 

4、一本一本に託されたストーリー

 

⑧鉛筆を見て歴史や偉人を想うことができる

 

f:id:Miyukey:20211119203001j:plain


写真:Blackwing | Blackwing 4 | Blackwing

 

私が特に好きなモデルのVOLUME4は、火星と

火星に打ち上げられる探査機「ローバー」へのオマージュ。

写真では見え辛いでしょうが、軸はザラザラした手触り。

これは、火星の砂をイメージしたものだそうです。

軸の色や金具も、火星の地表や砂丘の色を表していると言います。

はるか遠くの火星と、宇宙の神秘へと挑む人類の熱い想いを

思わせる素敵な一本。

 

f:id:Miyukey:20211119222355j:plain 

                                  (撮影 By Miyukey)

サーフィンの父・デューク・カハナモクへのオマージュ、

Blackwing840。

カリフォルニアの海の色と海岸線のゴールドのラインが美しい!

一本一本が微妙にラインの出方が違うので、何本かまとめ買いしてしまいました。

持っているだけで海の音が聞こえてきそう。

 

 

このように、現在、数ヶ月に一度のペースで新作が

発売されるBlackwingには、一本一本に、

偉人や歴史へのオマージュが込められているのです。

その鉛筆を見る度に、先人たちの想いや成し遂げてきたことを

思い出せる・・・

これは最高のオマージュではないでしょうか。

 

最近、発売されたモデルは、こちら↓↓

BLACKWING ブラックウィング 鉛筆 B 1ダース ブラックウィング64 ハーフトーン 105728

BLACKWING 鉛筆 2B 1ダース ブラックウィング223 THIS LAND IS YOUR LAND 105684

BLACKWING 鉛筆 HB 1ダース パロミノ ブルー 105709

BLACKWING 鉛筆 HB 1ダース パロミノ オレンジ 105708

 

 

⑨ 数量限定。リミット感がある

 

Blackwingの定番は「マット」「ナチュラル」「パール」の三種類。

それに加えて、数か月に1度、限定盤「VOLUMES」が出ます。

f:id:Miyukey:20211119224545j:plain

この三年間に発売された限定版。

たぶん全種類、買い揃えたはず。               (撮影 By Miyukey)

 

Blackwing自体、それほどお店でしょっちゅう見かける鉛筆でもないし

まとめ売りしかないショップも多いので

単体で2~3本欲しい時は、見つけた時に買わないと、

売り切れてしまいます。

オンラインでも期間が過ぎればSOLD OUTに。

そのリミット感が、コレクター魂に火をつけるのです!^^

 f:id:Miyukey:20211119222425j:plain

 

・・・といっても、これは買いすぎか・・・(汗)

                                       (撮影 By  Miyukey)

 

5、最後に   

 

文豪たちに愛された歴史を持ちながら

限りなくスタイリッシュで美しい外見と

一本一本に託されたストーリーが楽しめる

Blackwing鉛筆。

鉛筆の可能性を感じられます。

あ、「私が◯◯にハマる10の理由」の、10番目の理由がまだでしたね?

10番目は、

⑩とにかく好きだから

です!

「好き」ということ、「ハマる」ということは、

基本的に直観であって、理由などないと思っています

それは、モノでもヒトでも、ファン心理でも結局は同じことです。

他人から見れば石ころでも、その人には宝石に見える、

その心理は尊いと思っています。

「ハマる」というのは、はたからみれば、滑稽なものです。

人から理解もされ難いし、ともすればかっこ悪く見えると思いますが、

私は何かに「ハマる」ことが人生を楽しく、深くしてくれるんじゃないかと

感じています。

だから、私はこれからもBlackwingを集め続けます。

そして、他にもどっぷりと「ハマる」ものはないかと探したいのです。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

<参考文献>

 

 

<他にもこんな本も・・・>

 

 

 

 

 

 

 

 

Blackwingと一緒に雑貨屋に売っていた本。

Blackwingは登場しないけれど、毎日、鉛筆で雲を描く

鉛筆工場に勤める男が主人公の哲学的な物語。↓↓

 

miyukey.hatenablog.com

 

 

 

 

はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由

 

 

Xserverドメイン

ドメインバックオーダー

MuuMuu Domain!