Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

映画「CATS」は最高なのか、最悪なのか?観るべき人と観てはいけない人!!


ビューティフル・ゴースト



今、良くも悪くも話題沸騰中の実写版映画「CATS」。

映画「CATS」は素晴らしい!と評価する人がいる一方で

評論家からの評価は冷ややか。

駄作映画を選ぶラジー賞(最低映画賞)では

最多9ノミネートを獲得。

今回は、この映画をおすすめする人と

観ないほうがいいのではと思う人を

私なりに考えてみました。

 

映画「CATS」を観るべき人

(=こんな人が観ると「CATS」は最高!)

 

1、洋楽が好きな人

本作には超有名歌手がたくさん登場しています!

テイラー・スウィフトジェニファー・ハドソン

ジェイソン・デルーロ

また、ビヨンセのライブやMVで大活躍の双子ダンサー、

「レ・トゥインズ」も出演。

洋楽好きなら、観ていて目がキラキラしてしまうこと

間違いなしの豪華キャスト☆

そして、舞台「CATS」を観た人も観ていない人も、

洋楽好きなら必ず心に響く歌が満載なのです♪

 

https://i.gzn.jp/img/2019/07/19/cats-official-trailer/104.jpg

ルパン三世」の不二子みたいなセクシーな役で登場のテイラー・スウィフト

言うまでもなくテイラーファンなら本作は絶対観るべき!!

 

 

https://i.gzn.jp/img/2019/07/19/cats-official-trailer/098.jpg

女優としても歌手としても超一流。

実力派のジェニファー・ハドソンはグリザベラ役。

 

https://spotlight-scoop.com/wp-content/uploads/2019/07/JASON-DERULO.png

わがままなラム・タム・タガーを演じたジェイソン・デルーロ

デビュー時からドラマティックでかっこいい音楽で

ミュージックシーンを湧かせてきました。

 

ジェイソン・デルーロのおすすめCDです↓↓

ゴシップガールズ」や「The O.C.」など人気ドラマの挿入歌で知っている人も多いはず。

What If

What If

  • アーティスト:ジェイソン・デルーロ
  • 出版社/メーカー: Beluga Heights/Warner Records
  • 発売日: 2010/03/03
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

https://dancefashionpoppin.up.seesaa.net/image/d792df5a3218e0234171198c98467a89.jpg

あのビヨンセお墨付きのダンスで魅せるレ・トゥインズ。

CATSの映画の中でどんな姿になっているか、劇場でチェックしてみてください!

 

2、とにかく音楽とダンスで感動したい人

 

本作の目玉は、なんといっても

テイラー・スウィフトが書き下ろした「beautiful ghosts」と

ジェニファー・ハドソンが歌い上げる感動の「メモリー」。

テイラー スウィフト ポスター 42x30cm Taylor Swift テイラー スイフト [並行輸入品]

 

言わずと知れた天才シンガーソングライター、テイラー・スウィフト

今回も名曲を披露!!

作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーと共同で手がけた

「beautiful ghosts」を、主人公ビクトリアが歌うシーンは印象的。

 

映画「CATS」のパンフレットには

「Beautiful ghosts」の

全歌詞(英語と日本語訳)が載っています!

ぜひチェックしてください☆↓↓

 

 

 

https://spotlight-scoop.com/wp-content/uploads/2019/07/JENNIFER-HUDSON.png

やはり今作の一番の見どころは、ジェニファー・ハドソン演じる

グリザベラが歌う「メモリー」でしょう。

昔は、まばゆいばかりにゴージャスでグラマラスな猫だった

グリザベラ。

しかし今は、「まだ生きてたの?」と                                   

皆にその存在を疎まれる汚い猫。

華やかな大舞踏会を路地裏から一人見つめる孤独な彼女が

最後に歌う歌こそ「メモリー」。

この一曲を聴くためだけに映画館に足を運んでもいいというほどの

感動的なシーンです。

Spotlight (Moto Blanco Radio Remix)

グリザベラを演じるジェニファー・ハドソンは、

デビュー作「ドリーム・ガールズ」で

アカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派。

その後、多くのヒット曲や映画のサントラ、大物歌手とのコラボ曲を

次々発表。

華々しい歌手活動と並行して女優としての地位も確立しました。

また私生活では、婚約者のDVと破局、親権争い、

母、兄、甥が殺害される事件などの数々の試練と悲劇を乗り越えてきました。

そんな彼女ならではの大迫力の味わい深い「メモリー」。

 日陰者、不遇の中で力強く生きる女性を演じさせると

ジェニファー・ハドソンの右に出るものはいないと思うほど、

雰囲気、体型、オーラ、迫力、全てがぴったりです。

 

 

また、今作はダンスも秀逸です。

主人公のビクトリア役は、なんと女優でも歌手でもなく、

ロイヤルバレエ団のプリンシパルダンサー、フランチェスカ・ハワード。

猫のしなやかな動きや、純粋な子猫の危うさ、

あどけなさや可愛らしさ・・・

バレエで培ってきた表現力とその美貌で、フランチェスカ・ハワードは

それらを見事に表現しています。

 

https://i.gzn.jp/img/2019/07/19/cats-official-trailer/173.jpg

バレエ、ヒップホップ、タップダンス・・・などなど、

ダンサーのキャスティングが多いこともうなづけるダンスの魅力に溢れた一作なのです!

 

3、ゴージャスな映像が好きな人

 

とにかく豪華で派手でキラキラした映画が好き!という方には

おすすめしたい本作。

最初から最後まで輝くようなゴージャスなシーンが満載で

思わず笑顔になれます。

映像美を堪能できるエンターテイメントムービーです。

 

f:id:Miyukey:20200215131635j:plain

ゴージャスすぎて目がキラキラに☆

 

4、だれかに共感、感情移入したい人

本作は個性豊かな猫がたくさん出てきます。

 長老ネコ、お金持ちネコ、働き者ネコ、自由奔放ネコ、

お尋ね者ネコ、セクシーネコ・・・

きっと誰か一匹は、自分に似ているネコが見つかるはず!

そのネコに感情移入しながら観るのも楽しいですね☆

 

https://i.gzn.jp/img/2019/07/19/cats-official-trailer/109.jpg

 

https://spotlight-scoop.com/wp-content/uploads/2019/07/52323632_1920162578105635_5925589408458735616_n.jpg

画像はFacebookから

 

ちなみに私の場合は、昼はぐうたら、夜は元気なおばさんネコ(笑)

ブコメなどで活躍中の、ポッチャリだけど顔はとってもキュートな

レベル・ウィルソンが好演しています。

 

あなたは、どのネコですか??

 

 

映画「CATS」をおすすめしない人

(=こんな人が観ると「CATS」は最悪!!)

 

1、映画はとにかくストーリー重視!という人

映画「CATS」は、豪華な映像美と

迫力満点のダンス、感動的な歌がメイン。

ストーリーは、ほとんどないに等しいと言ってもいいかもしれません。

ストーリー展開を求める方にはおすすめできません。

 

2、ミュージカルを見慣れていない人

いつもは観ないけど、たまにはミュージカルも観てみるか・・・

という方は、「CATS」はやめたほうがいいかもしれません。

残念ながら、本作を観てミュージカルに目覚めた!という展開は

期待できなさそう。

理由は、前述のとおり、ストーリーの起伏が少ないためです。

ミュージカルを見慣れていない方は

「マンマ・ミーア」「シカゴ」「レ・ミゼラブル」「ドリームガールズ」など

ストーリー性のあるミュージカル映画がおすすめです!

 

☆最後に☆

今、話題の「CATS」は、あなたにとって

最高なのでしょうか?それとも・・・

もうご覧になった方も、これから観ようか迷っている方も、

ぜひ参考にしていただければ嬉しいです!

 

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました☆

 

 

 

 

お名前.com

関東生活と日本語教師生活から見えたもの 「当たり前」が当たり前じゃなくなるとき

f:id:Miyukey:20200210212010j:plain

どこの空の下にいても、故郷はいつも胸の中に。(あべのハルカス展望台からの夜景。2018年3月撮影)


関東に移り住んで一年半になる。

関西で生まれ育ち、30年以上もの間、大阪に住んだ私が

いわゆる「関東人」になる日は来るのだろうか?

いや、ありえない。

この先、死ぬまで何十年間、関東に住もうと、

私の体の中に息づく「関西」を拭い去ることはできないだろう。

子供時代、青春時代を過ごした土地というのは

人間の基盤を作るものであり、

その後、どんなに他の地を転々としようと、

一生、その人の一番中心にあり続けるものなのだと思う。

 

考えてみれば、私は「ソト」から「ウチ」を

眺める機会に恵まれてきたと思う。

その一つは、20代~30代、ずっと携わってきた

日本語教師という仕事だ。

1クラス20人の、世界中から集まった外国人学生たち。

日本人は教師である私一人だ。

それは「世界の縮図」だった。

性別、国籍、年齢も異なる学生たち。

文化、お国柄、性格、バックグラウンドも、

もちろん様々。

日本語を教える、ということは

日本文化を教えるということでもある。

それは想像していたよりも、ずっと難しく

常に試行錯誤だった。

日々、奮闘する中で、

私は「世界から見た日本」というものを意識し

問い続けてきた。

世界中の人々を惹きつけるサブカルチャーや美しい伝統が

注目される一方で、

閉塞感のある島国根性やタテ社会、

まじめすぎる勤務体制や、輪を重んじる日本人の気質に

戸惑う外国人も少なくはなかった。

日本人の中にいたら「当たり前」のことが

一歩日本の外に出たら、常識ではなくなる。

それを改めて感じた学ぶことの多い十数年間だった。

 

今、私は関東で暮らしている。

同じ日本でも、

慣れ親しんだ「関西」という「ウチ」から

一歩出ると、見えてくることがたくさんある。

関東は魅力的な地だ。

でも、この街で、私は、やっぱり「ヨソモノ」だ。

関東人とは違う言葉、「関西弁」を使い、

せっかちすぎて行列は苦手。

東京の人ごみや電車の線の多さには圧倒される。

うまく言えないのだが、

それだけではなく、何かが違う。

谷崎純一郎は、「細雪」の中で

芦屋(関西)から渋谷(関東)へ移った雪子に

東京は空気の肌触りがちがう

と言わせているが、その感覚に近いかもしれない。

 

大阪に住んでいた頃は、周りに比べて関西色が少なく、

「イメージや雰囲気が東京っぽい」

と言われることが多かった私だが、

こちらへ来て痛感した。

私は根っからの関西人だ、と。

関西は私にとって特別な地。ルーツだ。

「ソト」に出れば「ウチ」がよく見える。

当たり前に近くにあったものが、本当はよく見えてなかったのだと

実感する。

関西にいた頃は、郷土愛なんて持ちようもなかったし

時には東京の街に憧れもしたけれど、

私はやっと気づいた。

関西を、愛しているのだ、と。

 

 

 

miyukey.hatenablog.com

 グーペ