今、良くも悪くも話題沸騰中の実写版映画「CATS」。
映画「CATS」は素晴らしい!と評価する人がいる一方で
評論家からの評価は冷ややか。
駄作映画を選ぶラジー賞(最低映画賞)では
最多9ノミネートを獲得。
今回は、この映画をおすすめする人と
観ないほうがいいのではと思う人を
私なりに考えてみました。
映画「CATS」を観るべき人
(=こんな人が観ると「CATS」は最高!)
1、洋楽が好きな人
本作には超有名歌手がたくさん登場しています!
また、ビヨンセのライブやMVで大活躍の双子ダンサー、
「レ・トゥインズ」も出演。
洋楽好きなら、観ていて目がキラキラしてしまうこと
間違いなしの豪華キャスト☆
そして、舞台「CATS」を観た人も観ていない人も、
洋楽好きなら必ず心に響く歌が満載なのです♪
「ルパン三世」の不二子みたいなセクシーな役で登場のテイラー・スウィフト。
言うまでもなくテイラーファンなら本作は絶対観るべき!!
女優としても歌手としても超一流。
実力派のジェニファー・ハドソンはグリザベラ役。
わがままなラム・タム・タガーを演じたジェイソン・デルーロ。
デビュー時からドラマティックでかっこいい音楽で
ミュージックシーンを湧かせてきました。
ジェイソン・デルーロのおすすめCDです↓↓
「ゴシップガールズ」や「The O.C.」など人気ドラマの挿入歌で知っている人も多いはず。
あのビヨンセお墨付きのダンスで魅せるレ・トゥインズ。
CATSの映画の中でどんな姿になっているか、劇場でチェックしてみてください!
2、とにかく音楽とダンスで感動したい人
本作の目玉は、なんといっても
テイラー・スウィフトが書き下ろした「beautiful ghosts」と
ジェニファー・ハドソンが歌い上げる感動の「メモリー」。
言わずと知れた天才シンガーソングライター、テイラー・スウィフトが
今回も名曲を披露!!
作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーと共同で手がけた
「beautiful ghosts」を、主人公ビクトリアが歌うシーンは印象的。
映画「CATS」のパンフレットには
「Beautiful ghosts」の
全歌詞(英語と日本語訳)が載っています!
ぜひチェックしてください☆↓↓
やはり今作の一番の見どころは、ジェニファー・ハドソン演じる
グリザベラが歌う「メモリー」でしょう。
昔は、まばゆいばかりにゴージャスでグラマラスな猫だった
グリザベラ。
しかし今は、「まだ生きてたの?」と
皆にその存在を疎まれる汚い猫。
華やかな大舞踏会を路地裏から一人見つめる孤独な彼女が
最後に歌う歌こそ「メモリー」。
この一曲を聴くためだけに映画館に足を運んでもいいというほどの
感動的なシーンです。
グリザベラを演じるジェニファー・ハドソンは、
デビュー作「ドリーム・ガールズ」で
アカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派。
その後、多くのヒット曲や映画のサントラ、大物歌手とのコラボ曲を
次々発表。
華々しい歌手活動と並行して女優としての地位も確立しました。
また私生活では、婚約者のDVと破局、親権争い、
母、兄、甥が殺害される事件などの数々の試練と悲劇を乗り越えてきました。
そんな彼女ならではの大迫力の味わい深い「メモリー」。
日陰者、不遇の中で力強く生きる女性を演じさせると
ジェニファー・ハドソンの右に出るものはいないと思うほど、
雰囲気、体型、オーラ、迫力、全てがぴったりです。
【メーカー特典あり】 キャッツ - オリジナル・サウンドトラック(特典:ポストカード付)
- アーティスト:ヴァリアス・アーティスト
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2020/01/22
- メディア: CD
また、今作はダンスも秀逸です。
主人公のビクトリア役は、なんと女優でも歌手でもなく、
ロイヤルバレエ団のプリンシパルダンサー、フランチェスカ・ハワード。
猫のしなやかな動きや、純粋な子猫の危うさ、
あどけなさや可愛らしさ・・・
バレエで培ってきた表現力とその美貌で、フランチェスカ・ハワードは
それらを見事に表現しています。
バレエ、ヒップホップ、タップダンス・・・などなど、
ダンサーのキャスティングが多いこともうなづけるダンスの魅力に溢れた一作なのです!
3、ゴージャスな映像が好きな人
とにかく豪華で派手でキラキラした映画が好き!という方には
おすすめしたい本作。
最初から最後まで輝くようなゴージャスなシーンが満載で
思わず笑顔になれます。
映像美を堪能できるエンターテイメントムービーです。
4、だれかに共感、感情移入したい人
本作は個性豊かな猫がたくさん出てきます。
長老ネコ、お金持ちネコ、働き者ネコ、自由奔放ネコ、
お尋ね者ネコ、セクシーネコ・・・
きっと誰か一匹は、自分に似ているネコが見つかるはず!
そのネコに感情移入しながら観るのも楽しいですね☆
画像はFacebookから
ちなみに私の場合は、昼はぐうたら、夜は元気なおばさんネコ(笑)
ラブコメなどで活躍中の、ポッチャリだけど顔はとってもキュートな
レベル・ウィルソンが好演しています。
あなたは、どのネコですか??
映画「CATS」をおすすめしない人
(=こんな人が観ると「CATS」は最悪!!)
1、映画はとにかくストーリー重視!という人
映画「CATS」は、豪華な映像美と
迫力満点のダンス、感動的な歌がメイン。
ストーリーは、ほとんどないに等しいと言ってもいいかもしれません。
ストーリー展開を求める方にはおすすめできません。
2、ミュージカルを見慣れていない人
いつもは観ないけど、たまにはミュージカルも観てみるか・・・
という方は、「CATS」はやめたほうがいいかもしれません。
残念ながら、本作を観てミュージカルに目覚めた!という展開は
期待できなさそう。
理由は、前述のとおり、ストーリーの起伏が少ないためです。
ミュージカルを見慣れていない方は
「マンマ・ミーア」「シカゴ」「レ・ミゼラブル」「ドリームガールズ」など
ストーリー性のあるミュージカル映画がおすすめです!
☆最後に☆
今、話題の「CATS」は、あなたにとって
最高なのでしょうか?それとも・・・
もうご覧になった方も、これから観ようか迷っている方も、
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました☆