見ごろに合わせて訪れることができました。
ご紹介したいと思います。
☆開催情報☆
名称:第51回 文京つつじまつり
日程:2022年4月2日(土)~5月1日(日)
時間:9:30~17:30 ※最終入苑17:30、18:00閉苑
場所:根津神社 つつじ苑 [地図:Google Map]
住所:東京都文京区根津1-28-9
入場料(寄進料):300円 ※小学生以下無料
▼交通アクセス・最寄り駅
・東京メトロ千代田線「根津駅」「千駄木駅」徒歩5分
・東京メトロ南北線「東大前駅」徒歩5分
・JR「日暮里駅」徒歩20分
根津神社の入り口。
今回は西門から入りました。
乙女稲荷の鳥居が、つつじ祭りへの期待をますます膨らませてくれます。
京都の伏見稲荷の「千本鳥居」を小さくしたような鳥居が並びます。
鳥居の幅も狭くて、向いから来た人と道を譲り合いながら進む感じが、
なんだかホッコリします。
男の人は、少しかがまないと頭をぶつけてしまうかも・・・
鳥居をくぐると、そこはもう、つつじ苑。
コロナ禍により露店やイベントは、今年も中止。
でも、100種類、3000株のつつじが咲きそろう光景に、
平日にもかかわらず、たくさんの人が訪れていました。
さっき通った乙女稲荷の鳥居の列が、つつじの向こうに小さく見えます。
根津のつつじは、元この地が甲府宰相徳川綱重の下屋敷であった時
綱重が植えたことに始まり、350年以上の歴史があります。
抜粋:「根津神社 文京つつじまつり」パンフレットより
350年以上の歴史!
すごいですね。
ちなみに綱重が植えたのはキリシマツツジだったのだとか。
大幅に種類が増えた現在のツツジは
戦災で被災した社殿の修復後、
荒れ果てた丘に増殖したものだそうです。
昭和45年から52年間も続いている
根津神社のつつじは戦争で傷ついた人々の心を
優しく照らしてくれる存在だったのではないでしょうか。
その花々が、時を経て、いまなお私たちの心を照らしてくれています。
地球上のどこにも、戦によって傷つく人々がいない平和な時代が
おとずれますようにと心から祈ります。
丘の上から見ると、つつじのクッションが並んでいるようです。
丸く刈り込まれた枝を見ると
この苑を管理している方々の愛情が伝わってきます。
緑の茂みは、遅咲きのつつじ。
まだまだ楽しめそう。
緑があるから、花の色合いが引き立つのだなあと
改めて思いました。
遅咲きの茂みの緑。花の間から顔を出す葉っぱ。
丘の向こうの、風に揺れる木々の若葉。
自然のバランスって、素晴らしい。
つつじの花というと、清楚で清らかなイメージがありました。
でも、こうして見ると、意外と情熱的です。
燃え盛る炎のような赤。
イメージにピッタリですね。
大きなカメラを持った人や、外国人、子供連れやカップル・・・
たくさんの人がいましたが、みんなツツジの美しさを前に
声が弾んでいました。
「ツツジの花って、ほのかに香りもするね」
「小さい頃、よくツツジの根元から蜜を吸ってたなー、懐かしい」
という声も聞こえました。
そういえば、小学生の頃、
クラスメイトがよくツツジの花をくわえていたような・・・
ツツジの蜜って、どんな味なんでしょう?
小さい頃も勇気がなかったけど、いまも吸ってみる勇気はない・・・
つつじ祭りは、見事でした。
花のパワーって、改めてすごい。
「来てよかったー」という声があちこちで聞こえ、
みんな笑顔。
つつじ祭りを堪能した後は、本殿に参拝しました。
1900年余りもの歴史があるという根津神社。
東京十社にも選ばれており、
国の重要文化財にも指定されています。
根津神社には、「花御札」というものがあります。
その月の季節の花を描いた美しいお札で、
飾っていると部屋の邪気を払ってくれるそう。
集めたい~と思いながらも、今のところ、まだ手元にあるのは
4月と12月だけ。
社務所の人に言えば、全種類出してくれることもあるそうですが
できれば時間をかけて、じっくり集めたい気もします。
写真:根津神社HPより
「文豪の街」とされる根津には、まだまだ
行きたい場所がたくさん!!
文学散歩やおいしいもの巡り、雑貨ハンティングなど
テーマを決めて巡ってみるのも楽しそう☆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今週のお題「好きな公園」