すっかり秋らしくなりましたが、いかがお過ごしですか。
夜、ベッドで目を閉じていると秋の虫たちの大合唱が聞こえてきます。
こんな賑やかな鳴き声を「虫時雨(むししぐれ)」というそうです。
美しい日本語に出会うと嬉しくなりますね。
さて、今回は、ちょっとダラケがちな自分の心の起爆剤になってくれそうな
三人の成功者の言葉を集めてみました。
短い言葉の中にも、その人の生き方、ポリシー、
強い意志といったものが感じられ、
成功者がいかに日々を生きているかが見えてくるのです。
最後までどうぞお付き合いください。
☆目次☆
1、歌手 ビヨンセ・ノウルズ
24時間しかない一日に、何をする?
ビヨンセ・ノウルズ・カーター(Beyoncé Knowles-Carter、1981年9月4日 - )は、アメリカ合衆国・テキサス州ヒューストン出身のシンガーソングライター、ダンサー、音楽プロデューサー、女優。
2010年、第52回グラミー賞において6部門で受賞し、女性アーティストでは史上最多受賞の記録を持つ[2]。これまでのCDトータルセールスは全世界で1億枚以上[5][6]、デスティニーズ・チャイルド時代の売上枚数3,000万枚を含めると[7]、全世界で1億3,000万枚を超える。
引用・写真:ビヨンセ - Wikipedia
「伝説になりたい」
そんな夢を語っていた少女は、
いまや全世界が知る、まさに「音楽界の伝説」となりました。
18歳のデビューから40歳になった今年まで、
驚く様な記録を出し続けてきたビヨンセは
順風満帆で「挫折」や「スランプ」といった言葉とは無縁にみえます。
しかし、そのスポットライトの裏に潜む血の滲むような努力と
鉄のように強い意志を感じさせる言葉があります。
それは、今年、ティファニーの広告塔となったとき、
雑誌「ハーパース・バザー」に語った言葉です。
彼女は、史上4人目、黒人女性では初めて
ティファニーダイヤモンドを身に付けた女性となりました。
たいてい私が唯一の黒人だったので、白人の出演者よりも倍の努力をしなければならないと幼いながらに気づきました。
10代のころはとにかく努力をして、がんばっていました。ヤコブの手紙第2章17節の一節、「信仰もそれと同様に行いを伴わなければそれだけでは死んだものである」という言葉をずっと耳にしながら育ってきたので、ヴィジョンと意志を持つだけでは足りないと思い、とにかくがんばろうと決めたのです。常に他人から学ぶ姿勢を大切にし、自分の成長に前向きでいることが優先事項でした。
もしどこかに目的達成を阻んでいる何かがあったなら、解決することを優先し、ムダな時間を費やさないと決めたのです。友だちとダラダラ過ごしたり、遊んだりする時間なんてありえないと思っていたし、気が散りそうなことはすべて遠ざけ、多くのことを犠牲にしました。
引用:
私たち現代人はどれだけ多くの時間をSNSに、
ダラダラと見るテレビや動画に、
くだらないお喋りに時間を投じているでしょう?
自分に与えられた時間をしっかりと把握し
一直線に夢を追い続け、行動に移していった
ビヨンセの眼差しを感じさせる言葉に
胸を打たれる思いでした。
彼女が特に親しくしているのはテニスプレーヤーのセレーナ・ウィリアムスや
女優のグウィネス・パウトロウ、
夫は起業家でラッパー、音楽界のドンとも呼ばれるあのJay-Z。
ストイックに自分を制し、前を向いて成功を収めた人物ばかりです。
友達と遊ぶことがいけないのではなく、
いつも良い刺激を与えてくれる人を選んで交際し、建設的な意見を交わすこと、
優先するべきことを明確にし、フォーカスすること。
そして、なにより一歩でも行動に移すことを大切にすること。
ビヨンセのようにストイックにはなれませんが
ダラケてしまいそうな自分に活を入れたい時、思い出したい言葉です。
やっぱりビヨンセは永遠の憧れです☆
写真:BEYONCE GREATEST HITS [2CD] Best ofより
2、作家・森博嗣
夢を叶えるために、あなたは何をしたか
森 博嗣(もり ひろし、1957年〈昭和32年〉12月7日 - )は、日本の工学者・小説家・随筆家・同人作家。 大学で勤務しながらハイペースで作品を発表し、一躍人気作家となる。
数年前に手に取った「夢の叶え方を知っていますか? (朝日新書)」。
この本では人気作家・森博嗣が自身の夢を叶えたプロセスをもとに
(森博嗣の夢は作家になることではなく庭園鉄道を建設することでした)
いつも「夢」と呼んでいるものは「見栄」や単なる「憧れ」ではなく
本当に「夢」なのかということから始まり、
叶え方を考えていく、なかなか面白い本でした。
その中で、心に刺さった言葉がありました。
今日、あなたは夢のために、何をしたか?
明日は何をするのか?
引用:夢の叶え方を知っていますか? (朝日新書) 森 博嗣 著
どんな小さなことでもいい、一歩だけでもいい、
夢のために毎日少しでも時間を割き、
小さな行動を繰り返すこと。
そして、明日の具体的な計画を立てること。
それが大切なのだと気付かされました。
時折、私は、夜、この言葉を思い出し、
自分に問いかけてみることがあります。
自分がしたことがあまりにも小さすぎて嫌になることも
全然できなかったという日もありました。
私は怠け者なので、そんな日があっても、まあいいやと
自分を甘やかして眠りにつくことにしています。
それでも、意識するのとしないのとでは全く違うと思っています。
一番、手っ取り早い方法は、習慣化してしまうことだということにも
気付きました。
そのことについては、こちらの過去記事をご覧ください。↓↓
3、映像作家・保山耕一
一日一生。限られた時間をどう使うのか
保山耕一さんは映像作家であり、
フリーランスのテレビカメラマンとして「THE 世界遺産」、「情熱大陸」、
サッカーワールドカップ中継、グルメ番組「魔法のレストラン」など
人気番組を多数担当してきました。
ところが2013年、50歳で直腸ガンだとわかり
余命2か月の宣告を受けます。
50歳の時の俺は今から考えたら、ほんまに嫌な奴でしたよ。
フリーランスなので自分で仕事を奪わなければダメ。
やりたい仕事なんて椅子取りゲームと一緒で、席1個だけなんですよ。
そのためには実力ですよ。
引用:
競争の厳しい映像作家、テレビカメラマンの世界で生き抜いていくことは
時に、人間らしい感情を失わせるようなものだったのかもしれません。
病気がわかって初めて、本当に美しいものを美しいと感じる心を
取り戻したのだと保山耕一さんは言います。
時間こそ命。大切に自分の命を使わなければならない。
僕はいま、一日一生なので。
明日悔いがないように、今日やりたいこと、やれることを全部やって
今日を終わりたい。
引用:
【特集】末期がんと闘いながら「生きる」 映像作家・保山耕一『次の桜が見たいから』 | 特集 | 報道ランナー | ニュース | 関西テレビ放送 カンテレ
一日一生。時間こそ命。
私たちは毎日を、どれだけの覚悟で生きているでしょうか。
本当に自分がしたいこと、好きなことに真剣に向き合えているのでしょうか。
重く尊い保山耕一さんの言葉に出会い、
だらだらと生きている自分に
冷水をぶっかけられたような衝撃を受けました。
いま、保山耕一さんは「奈良には365の季節がある」をテーマに
たくさんの動画をYoutubeで配信しています。
それらは、穏やかで静謐な日本の美、
そして生命の輝きを感じさせるものばかり。
ぜひご覧になってください。
書籍も出版されています。
写真を保山耕一さんが撮影しています。↓↓
66分のDVDがついており、保山耕一さんが動画を作成しています。↓↓
4、最後に 三人の共通点は
今回は3人の「成功者の名言」をご紹介しました。
でも、この記事を書く中で、疑問が湧いてきました。
「成功」するとは何だろう。
「成功」すれば人は幸せになれるのか。
世間に認められること、有名になって富を得ること。
それは輝かしく素晴らしいことだけれど
それが「幸せ」であるかどうかはわかりません。
大きな夢を叶えるために努力を惜しまないビヨンセも
夢のために一歩ずつ確実に歩んだ森博嗣も
余命宣告によって「一日一生。時間こそ命」と気付いた保山耕一も
みんな本当に大切なもの、自分がしたいことや好きなことを
自身に問いかけ続け、
真剣に自分と向き合った人たちなのだと思います。
そして、そのうえで、時間を大切に使い、行動に移した人たちです。
言葉で書くほど簡単なことではありません。
日常には誘惑が山ほど隠れているのですから。
エラそうなことをたくさん書きましたが、
この記事は、私が自分で自分を戒めるために書きました。
毎日が同じことの繰り返しのように思えたり
ふと自分が求めるものがわからなくなって迷子になりかけたときに
これらの言葉を思い出せば、自分を律することができる気がします。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
<過去記事紹介>
地上波で、アニメが放送中の「鬼滅の刃」☆
土曜、日曜はガッツリと見入ってしまいました。
映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」も9月25日に放送予定☆
楽しみです♪