Miyukeyの気まぐれブログ

愛媛県在住のアラフォー主婦です。本、洋画、訪れた場所などの感想を気まぐれに、かつ自由に綴りたいと思います☆笑顔の扉の”key"を見つけられる毎日になることを祈って♪現在は、仕事繁忙期のため月に2回の更新となっていますが、よろしくお願いいたします☆

エミール・ガレ好きはぜひ!カフェ「くらしき桃子」で旬のフルーツパフェと芸術を楽しむ☆

アールヌーヴォーを代表するフランスの芸術家、エミール・ガレ

その美しい作品を眺めながら、

岡山県産の新鮮な果物をたっぷりと使ったパフェを食べられる

素敵なカフェ「くらしき桃子」(岡山県・倉敷)。

2020年10月に訪れた時の記憶をたどりながらご紹介したいと思います。

町屋の建物の中で歴史を感じながら

果物いっぱいのパフェと芸術を堪能する素敵な時を過ごしてみませんか?

 

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↓↓倉敷については、こちらで詳しく書きました。

街並み、川舟、有隣荘、土産物については、こちらの記事をご覧ください。↓↓

 

miyukey.hatenablog.com

 

 

 

1、くらしき桃子 倉敷本店  店内

 

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なまこ壁の街並みの中に目を引く

ピンクのかわいい看板。

カフェ「くらしき桃子」♪

それでは早速、店内へ。

 

歴史を感じさせる木造建築。

ギシギシと鳴る階段を上がって2階へ上がると、

クラシックで落ち着いた雰囲気の店内。

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時を経て大切に残されてきた建築物と芸術作品たち

左には、ガラスケースに入ってエミール・ガレの作品が♪

そして、奥には・・・

 

 

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エミール・ガレの作品が、ズラリ!

こんなに近くに座って、おいしいパフェを頂きながら

鑑賞できるのは感激です☆

 

2、くらしき桃子 倉敷本店で食べたパフェ

 

「くらしき桃子」は岡山の青果会社が営んでいるカフェ。

上質な果物をふんだんに使ったパフェは

倉敷美観地区の名物ともいえます☆

最旬のフルーツを使っているため、

季節ごとに食べられるパフェの種類は異なりますが

どれもが、パティシエさんがベストな組み合わせを考え抜いて

作ったものなのです。

 

私が訪れたのは10月

ピオーネパフェを注文しました。

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岡山県産のみずみずしく甘いピオーネが、ごろごろ!

果物が主役のパフェという印象で

生クリームやアイスクリームなどは

果物の味を引き立てる、あっさりしたお味。

底のほうからも次々現れるピオーネの実♪

岡山の果物を満喫できます。

 

3、くらしき桃子 倉敷本店  エミール・ガレ作品

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自然の造形美を、美しい色合いで表現したエミール・ガレ

フランスに留学中の日本人との交流から

日本の文物や植物などの知識を得、独自の手法でそれを表現したそうです。

エミール・ガレの作品を観て、私たちが心和むのは

日本の美が、どこかに潜んでいるせいかもしれません。

そして何より、身近な自然の美を時には繊細に、時には大胆に

愛情をこめて描き出した作品であるからこそ、

多くの人々がガレの生み出す作品の陰影に

安らぎを覚えるのはないでしょうか。

 

店内には、エミール・ガレ関連の本もたくさん置いてあります。

本物の芸術作品を観ながら、美味しいパフェを頬張り、

ゆっくりとガレについて知る読書のひとときを過ごすのも贅沢ですね。

 

 

私は実はこの店舗を訪れるのは2回目。

 

2014年の秋にも訪れ、エミール・ガレの作品世界にうっとりと浸り

大好きなカフェとなりました。

再度、訪れた「くらしき桃子」は6年の月日を感じさせず、

ガレの作品との再会を歓びました。

しかし、残念ながら、エミール・ガレの作品が良く見える席に座れるかどうかは

運次第。

人気店なので、混雑しない時間帯がおすすめです。

 

4、「くらしき桃子」 総本店  店内

 

川舟が行き交う川を渡り、少し歩くと「くらしき桃子」総本店。

こちらは2019年4月にオープンした、新しいカフェです。

天井からはドライフラワーがぶら下がり、

テーブルや椅子も木製で、店内の雰囲気はナチュラルテイスト。

古民家を改装した建物でありながら、

おしゃれでかわいい感じが、新しさも感じさせます。

エミール・ガレの作品は1階のみ。

2階にはありませんのでご注意を。

 

5、くらしき桃子 総本店で食べたパフェ

 

秋のフルーツがいっぱい食べたくて

「オータム・スペシャル・パフェ」を注文。

運ばれてきたパフェは・・・

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じゃーん!!

・・・大きい!!

予想以上の大きさにびっくり!!

これは一つを二人でシェアするタイプのものだったようで・・・(汗)

一人ひとつずつ頼んでしまった私と母は、完全に浮いていました(@@:)

そういえば注文のときに定員さんが

「大きいですが、よろしいですか?」

と確認してくれたにもかかわらず、エミール・ガレの真正面の席に座りたい私は

気もそぞろで、聞き流してしまったのでした!

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無事にエミール・ガレの真正面に座れた私たち。

さっそく、頂きます!

 

桃、洋梨、柿、ピオーネ、りんご・・・

新鮮な秋の味覚がぎっしりと詰まったパフェ。

グラスの中に閉じ込められたシャーベットやアイスクリームも、

果物の甘みを全く邪魔しないあっさり感。

中のほうから、次々現れる洋梨

このパフェの中に、岡山の秋が

ぎっしりと詰められています☆

ちなみにてっぺんの丸いのは

「くらしき桃子」のロゴがプリントされたマカロンです。

芸術的なまでに果物が盛られていますが、

そこは考え抜かれた盛り付けで、

ひとつも落下させずに食べることができますのでご安心を。

 

なんと、母も私も、一人で一つのパフェを、ほぼ完食してしまいました!

おそろしい・・・!

でも、このパフェは果物がメインなので、

新鮮なフルーツに舌鼓を打っているうちに、

あっというまに食べてしまうのです☆

 

くらしき桃子 総本店のエミール・ガレ作品

 

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 総本店でも、やはりエミール・ガレの作品がずらりと並んでいます。

ガレは、自然の造形美をこよなく愛した芸術家だと

改めて感じます。

木の枝のカーブや葉、花々、昆虫の、ひとつひとつのカタチを

愛おしむようなガレの眼差しが伝わってくるかのようです。

 

でも、なぜ「くらしき桃子」には

こんなにたくさんのエミール・ガレ作品が飾られているのか?

それは、エミール・ガレが、「くらしき桃子」の商品の象徴だからだそうです。

大量生産による安価で粗悪な商品が溢れていた時代にありながら、

手仕事にこだわり、手間をいとわずに一つずつ手作業で

芸術作品を生み出したエミール・ガレ

その姿は、自然が生み出した一番美味な味をベストなタイミング・

ベストな組み合わせで提供する「くらしき桃子」の商品づくりに

共通するものがあるからなのだそう。

・・・納得です!

 

いまは倉敷には行けない・・・という方も、

お取り寄せグルメで一足先に、「くらしき桃子」を味わってみませんか?↓↓

 

 

 

7、最後に

 

 「フルーツ王国」と呼ばれる岡山県ならではの

美味しい旬の果物がふんだんに使われたパフェ。

美しいエミール・ガレの作品を観ながら、

ティータイムを楽しむ贅沢なひととき・・・

歴史が息づく美しい街、倉敷で、

ちょっと足を休めたいときにもいいですね。

今回は倉敷本店と総本店のご紹介でしたが、近くには倉敷中央店もあります。

 

私は予備知識なく「くらしき桃子」を訪れ、

ガレの世界に感動しましたが

次回、訪れるときには、

もっとエミール・ガレについて調べてから行こうと思いました。

そうすれば、もっと深く楽しめる気がするから・・・☆

 

 「くらしき桃子」に置いてあったエミール・ガレの書籍も、気になりました!

 

 

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

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<現在、おすすめの過去記事>

 

現在、東京都庭園美術館で開催中の「ルネ・ラリック リミックス」(2021年9月5日まで)。

昨年も同美術館でルネ・ラリックの展覧会がありました。

参考までにご覧ください。

 

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