あびこ観音の節分祭の火の粉☆大迫力の祈祷の様子もお届けします。(2014年2月3日撮影)
あしたは節分ですね!
私にとって2度目の関東で迎える節分です。
生まれも育ちも関西の私は、大阪での節分の思い出がいっぱい!
今日は関西に暮らしていた頃の節分の一日をご紹介します☆
まず、夕方から「あびこ観音寺」へ!
朝から行ってもいいのですが、
お祭りは、何と言っても夜が本番!
暗闇に浮かび上がる屋台の黄色い光。
身を切るような冷たい夜の空気の中、
燃え上がる祈祷の炎や、
もうもうと立ち上がる線香の煙・・・
私は夜のあびこ観音が大好きです♪
2月1日~2月3日まで、
夜店がぎっしりと並びます。
様々な食べ物の匂いが混ざり合い、
たくさんの人々が楽しく行き交うお参り道。
歩いているだけで、わくわくします☆
屋台には、はしまきやたまごせんべい、お好み焼き、たこやきなどの
王道の他、韓国の宮廷お菓子や、へびのぬけがら、くじ引きなどの店も
ひしめいています!
最近私が気になっているのは電球ジュースと言われる
暗闇で光る電球型のジュース。
どんな味がするのでしょう?
今度、チャンスがあれば、飲んでみたいです☆
夜店を見ながら、にぎやかな道を歩いていると
あっという間に、あびこ観音に到着!
あびこ観音とは・・・
あびこ山大聖観音寺(観音宗総本山)は、今から千四百二十余年前(西暦546年)に創建された日本最古の観音霊場で、御霊験あらたかな御本尊の聖観世音菩薩は、身の丈一寸八分の 仏様です。 伝統行事の節分大法会には厄除開運・諸願成就等の祈願に、毎年、無慮百萬を超える大群衆が詣でられております。
(あびこ観音ホームページより)
まずはお線香の束を買い、常香炉に供えます。
ここの煙を体にかけると
悪いところが良くなったり、心身ともに健康でいられるとか。
私は全身にかけます!!
帰宅後は、お線香臭くなってしまうのですが、
その匂いで、なんだか守られているような気持ちになるのです☆
その後は、ご本尊にお参り。
ご本尊の横には、びんずるさんがいらっしゃいます。
びんずるさんは、身体を撫でて、その手で自分の体をさすると
悪いところが治るという有難い神様。
裏手には、本殿をぐるりと囲むように、
「三十三観音像」というたくさんの観音様が祀られています。
そして、お守りも買います!
節分のお参りで、忘れてはならないのが護摩焚きです!!
祈祷は有料ですが、私は、してもらったことはありません・・・
近くで見ているだけで、大迫力!!
太鼓の音やほら貝の音色、祈祷の声、燃え盛る炎・・・
心身が清められていくような、不思議な光景。
火の粉や炎とは、こんなに美しく清らかで神聖なものだったのだと、
心が洗われる気がします。
古くから、この地が大切に行い続けていた厄除けの伝統行事。
日本ならではの「美」を感じます。
お参りを済ませ、厄除け饅頭を買って、
家路をたどるのは幸せな時。
ほかほかで柔らかいツヤツヤした厄除けまんじゅう。
家に帰ってからも、節分は、まだまだやることがいっぱい!!
まずは「丸かぶり」をします!
「丸かぶり」とは恵方巻きを食べること。
を向き、無言で恵方巻きを食べれば
無病息災、願い事も叶うと言われています!
恵方巻きは大阪が発祥だと言われていますが
関東でも売っていますね。
去年は近所のスーパーへ買いに行きましたが
恵方巻きコーナーにすごい人だかりができていて
びっくりしました!
今年も2月3日は早めに買いに行こうと思います!
私はこんな感じの海鮮たっぷりの恵方巻きが大好きです♪
そして最後は豆まき!
家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と豆を撒き、鬼が戻らないようすぐに戸や窓を閉めてから、「福は内!」と部屋の中に撒きます。奥の部屋から順番に鬼を追い出すようにして最後は玄関まで撒きましょう
(引用サイトhttps://allabout.co.jp/gm/gc/220584/2/#5)
実家では家族のうち一人が鬼のお面をかぶって庭に出て、
その人めがけて皆で「鬼は外!」と掛け声をかけながら
豆をまいていたのですが、
今はマンション住まいのため、庭がありません。
そこで、鬼のお面を持って窓から腕を突き出して、
そのお面に向かって豆をまいています。。。
道路にまくと迷惑になるため、
豆は、必ずベランダの内側に落ちるようにしています。
翌朝、ハトに気付かれる前にベランダを掃除すれば万事OKです。
部屋の中に豆をまく、というのが、またクセモノです。
私は超がつくほどのズボラ主婦で掃除が苦手なので、
豆を部屋の中にまき散らしたりしたら、
後の始末がたまったものではありません。
そこで、テーブルにお皿を置き、
その中に豆をぱらぱらと入れながら
「福は内」と唱え、「豆をまいた」ことにしています。。。
ズボラ主婦の、「なんちゃって豆まき」ですが、いいのです!!
厄をはらおうという心意気が大切なのだと私は思っています☆
その後、お皿に入れた豆を、年の数だけ食べます。
私は一粒、豆を口に入れるごとに
1歳、2歳、3歳・・・と数え、
そのときの自分や自分に起きた変化、出来事などを
思い出すことにしています。
頑張ったこと、楽しかったこと、辛かったけれど今は
良い思い出になっていること・・・
自分の人生を振り返るひとときです。
私がくじけそうなとき、悲しいとき、不安なとき、
いつもそばには私を支え、手を差し伸べてくれる家族がいました。
そのことに改めて感謝し、
これからも家族と健康で安全で充実した一年を送ろう!と
心に誓うのが、私にとっての節分です。
「関西人の節分」と言っても、
家庭によって千差万別の節分行事。
あなたは、どう過ごしますか?
皆様の節分が楽しく、感謝と笑顔に溢れたものになりますよう
心よりお祈りしております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました☆